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From;西村剛
昨日(2/27)の日本株市場は上昇しました。
日経平均株価は、前日比1.0%プラスの22,389円86銭、マザーズ指数は、前日比0.6%マイナスの1230.03ポイントでした。昨日の上昇の理由は、米国株式市場が大きく上昇したことです。その流れを受けて、日本株も上昇しました。
新興株75日移動平均線を回復
そしていよいよ、一つの目安である「75日移動平均線」を日経ジャスダック平均は終値が上回る水準まで回復してきました。また、マザーズ指数も75日移動平均線を回復してきました。つまり、新興市場は、これで短期的に見れば、再び上昇トレンドに入ってきた可能性が高いでしょう。
しかし、日経平均株価は…
ただし、まだ日経平均株価は、その水準を回復していません。まだ25日移動平均線、75日移動平均線をを超えていません。依然として、株価の上昇が鈍い状況が続いています。では、なぜこのように、日経平均株価の株価の回復が鈍く、新興市場は、再び息を吹き返してきているのでしょうか?
誰が株を買っているのか?
その理由ですが、「誰が株を買っているか?」を考えると分かりやすいでしょう。日経ジャスダック平均やマザーズ指数に採用されている銘柄は、個人投資家に人気があり、個人投資家が多く買います。言い換えれば、個人投資家の動向が、比較的強く反映されるのが、この市場の特長でもあります。
一方、日経平均株価は、大型株ということもあり、外国人投資家などに人気があり、彼らが中心にこの市場の株を買います。言い換えれば、新興市場と違って、外国人投資家の動向が反映されやすいという特長があります。
こうして考えてみると、今の株式市場がこのような動きになっている理由が見えてくるのではないでしょうか。そうです、今は、個人投資家が「買い越し」で、外国人投資家が「売り越し」の動きをしているということでしょう。
日経平均株価上昇のカギは外国人投資家
ということは、ここから日経平均株価が上昇するには、外国人投資家が「買い越し」に転じないと難しいということでしょう。では、その外国人投資家は、どのような状況になれば、日本株を再び買い始めるのでしょうか?
その引き金になるのが米国ダウ指数「26616ドル」という数字です。もし、米国ダウ指数が、これまでの高値である「26616ドル」を超え、「米国ダウ指数の高値更新」をしてくれば、再び外国人投資家が買いに転じるのではないかと私は考えています。
そして、そうした動きに外国人投資家がなった場合、再び日経平均株価が高値更新を目指して上昇してくるのではないかと考えています。つまり、日経平均株価がここから再び上昇するかしないかは、米国ダウ指数が高値更新をするかしないかにかかっていると考えても良いでしょう。
米国ダウ「26616ドル」高値更新がポイント
ですので、米国ダウが「26616ドル」を超え高値を更新するまでは、今の流れのまま日経平均株価は上昇が鈍い状況が続くでしょう。そして、日経ジャスダック平均やマザーズ指数に採用されているような新興株が上昇する状況が続くのではないでしょうか。
今、有効な戦略は?
そうなると、こういったタイミングで有効なのが、以前も何度かお伝えした「新興株の順張り戦略」です。もう、あなたは、こ順張り戦略をお持ちでしょうか?新興株は、上昇トレンドに入ると、そのまま一気に上昇する傾向があります。その反対に、一度下落すると、一気に下落する傾向があります。つまり、その傾向を捉えることができれば、ムリをせず傾向に乗って効率良く利益を上げることができるでしょう。
ですので、この新興株だけを対象にした順張り戦略は、その傾向を上手く捉えるものなので、ぜひ持っておきたい戦略の一つです。特に、この順張り戦略は、順張り戦略が苦手な人におすすめです。全市場を対象にするよりも、比較的カンタンに作ることができます。
もし、あなたが順張り戦略の作成に苦労しているなら、それまでに培ったスキルや経験を使えば、思ったよりも上手くこの戦略を作成することができるでしょう。ちょうどよい機会ですので、ぜひ挑戦してみましょう。
ー西村剛
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