【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】
From;西村剛
日経平均株価は下落しましたが、やはりこの市場は好調を継続しています。
そこで、昨日(2/28)の日本株市場を振り返りましょう。日経平均株価は、前日比1.4%マイナスの22,068円24銭、マザーズ指数は、前日比0.7%プラスの1239.13ポイントでした。
日経平均株価は、軟調ですが…
日経平均株価は、昨日お伝えした通り、まだ軟調な状況が続いています。日経平均株価が下落した要因は、前日の米国ダウ指数が下落したことが主だったところでしょう。やはり、これも昨日お伝えした通り、米国ダウが高値を更新するかしないかで、日経平均株価の動きが変わりそうです。
反対に、マザーズ指数や日経ジャスダック平均などの新興市場は、再び上昇トレンドに突入したこともあり、上昇しています。これもやはり、昨日お伝えしたように、個人投資家が買い始めていることが要因なのでしょう。
暴落前の水準まで、あと4%
このように、大型株の日経平均株価は、軟調な動きですが、新興市場は好調です。中でも、日経ジャスダック平均が好調です。新興市場をもう少し詳しく確認すると、マザーズ指数や日経平均株価は、依然暴落前の高値を8%程度下回っているのに対し、日経ジャスダック平均は2月14日を底に上昇トレンドに反転し、暴落前の高値更新まであと4%の水準まで回復しています。
日経ジャスダック平均とは?
なお、唐突に日経ジャスダック平均と言いましたが、あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、こちらのページをご覧ください。
↓
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/file/nikkei_jasdaq_stock_average_factsheet_jp.pdf
こちらのページで詳細を確認すると、ウェイト上位の銘柄は、マザーズ銘柄と比較し、社歴が長い企業が多いのが特長です。つまり、ここ数年で上場した銘柄ではなく、上場後に何年も実績を着実に積み上げてきている企業だと考えられるでしょう。規模は大型株と比較すると小さいかもしれませんが、安定性のようなものがあると考えられるかもしれません。
そして、もう一つ重要な特徴があります。それが、日経ジャスダック平均の銘柄は、マザーズ銘柄と比較し、PERやPBRが低い傾向があるということです。ですので、割安感があり、個人投資家などから、日経ジャスダック平均が買われているのではないかと考えられます。そして、それが今の株価上昇につながっているのではないでしょうか。
ジャスダック銘柄の順張り戦略
となると、ここで考えたいのが、ジャスダック銘柄の順張り戦略です。昨日は、新興株のようにもう少し広い意味でお話ししましたが、今度はもう少し絞ってジャスダック銘柄を対象にしたものです。新興市場は、株価が一方的に動き安い傾向があり、一度株価が上がり始めると、そのまま一気に株価が上がりやすい傾向があります。
もちろん、反対の動きの傾向もありますが、一方的に株価が動きやすいということは、それだけ順張り戦略が効果的であるということでしょう。ただ、今度は、新興市場という広さではなく、ジャスダック銘柄のみの順張り戦略を考えてみるのも面白そうです。
傾向を捉えると効率的に利益を生む
このようにちょっとしたアイデアかもしれませんが、案外こういったアイデアが効率的に利益を上げることにつながります。また、市場全体を対象にした順張り戦略を作成するのは難しいかもしれませんが、このように市場の特長を活かして、作成すると、思った以上に上手く作成できるものです。
ですので、ぜひこれを機に順張り戦略を作成してみるのも良いでしょう。しかも、このような方法を使えば、比較的短時間で作成できるので、作成する面でも効率が良いですし、実際に利益を上げることを考えても効率が良いでしょう。ぜひ、挑戦してみましょう。
ー西村剛
【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!西村 剛
最新記事 by 西村 剛 (全て見る)
- 決算発表でねらい目な銘柄、避けるべき銘柄の特長【西村剛】 - 2025年1月23日
- 寒波到来でねらい目な銘柄【西村剛】 - 2025年1月9日
- 売り出し、公募増資に対する考え方【西村剛】 - 2025年1月8日