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From;西村剛
えっ!?逆張り戦略って1種類ではないの…?
おそらく、これがほとんどのシステムトレーダーの反応でしょう。とはいえ、日々熱心に勉強しているあなたであれば、私の記事をよくお読みいただいているので、そこまでの反応はないかもしれません。ただ、「6つ」と言われると、少々困惑するかもしれませんよね。
あれっ?5つではない…
それもそのはず、そもそものところで言えば、ここには「5つの最強の投資戦略」とあるくらいですから、何で6つなのというところでしょう。しかも、逆張り戦略は、この「5つの最強の投資戦略」をお読みいただくと分かりますが、その中の1つの型です。残り4つは、全て逆張り戦略の型とは違ったものです。だから、かえって熱心に勉強するあなたのほうが、6つと聞いて混乱しているかもしれません。
レベルの高い話
当然ですが、私は今、あなたを混乱させたいわけではありません。お伝えしたいのは「逆張り戦略の盲点」です。これからお話しする内容は、おそらく、あなたのように日々熱心に勉強していない個人投資家では、きっと理解できないでしょう。あくまでも、これからお話しすることは、あなたのようなシステムトレーダーであれば、通じると思って話す、レベルの高い話です。
逆張り戦略とは?
まず、逆張り戦略というと思い浮かべるのは「暴落に強い戦略」ということでしょう。ただ、暴落と言っても何でも良いから暴落した銘柄を買い漁るのではなく、「適正株価より下落した銘柄」を買い付けます。そして、適正株価よりも下落した銘柄が、適正株価に戻る過程で売り、利益を積み上げていく戦略です。
これはよく勘違いされてしまうのですが、この「適正株価」がポイントで、暴落したあとに一気に反発するのを狙うのでもなければ、何でも良いから暴落した銘柄を買う戦略ではないということです。つまり、高い確率で適正株価に戻る銘柄を狙って買い付けて、その株価が底値近くから適正株価に回復するときに利益を上げるということです。
メリットもあるが、デメリットも…
ですので、この戦略は勝率が高い特長があります。ただ、その半面、暴落のあとに必ず反発するとは約束できないので、リスクが高い側面もあります。つまり、ハイリスク・ハイリターン型の戦略だということです。加えて、暴落はそうそうないもの…と言いますか、そんなにあっては経済的に良くないので、年に何度もチャンスがあるわけではないという側面もあります。だから、見方によっては、リスクが高く、トレードのチャンスが少ないという弱点があるようにも見えます。
でも、この逆張り戦略は、斉藤正章さんの書籍で一気に一般の個人投資家に普及したこともあり、好んで使う個人投資家やシステムトレーダーが多いのも事実です。特に上級者の中では、重宝されている戦略です。斉藤さんは、もちろん逆張り戦略以外も使用していますが、当初からこの戦略を使っています。
上級者の逆張り戦略の使い方
では、彼らはいったい、この逆張り戦略をどのように使っているのでしょうか?実は、それが「6つの逆張り戦略の型」なのです。先ほど、お伝えしたように、この戦略には、年に何度も暴落は起きるものではないので、トレードのチャンスが少ないです。でも、そうなると、宝の持ち腐れになりかねません。
そこでそのような状況を補うのが、この6つの逆張り戦略を使う方法です。そこでまず考えるのが、この3つの逆張り戦略です。
◯大暴落用の「深い逆張り戦略」
◯中暴落用の「中間の逆張り戦略」
◯小暴落用の「浅い逆張り戦略」
一言で暴落と言っても、様々な暴落の種類があります。大きく下がる暴落もあれば、中位もあれば、小さく下がる暴落もあります。その基準は人それぞれですが、細かくみると、暴落にも種類があることが分かるでしょう。そして、さらに、この3つの逆張り戦略を、この2つの分類します。
◯約定率が高い成行型
◯約定率が低い深い指値型
念のため整理するとこうなります。
◯1.深い逆張り戦略(成行型)
◯2.深い逆張り戦略(指値型)
◯3.中間の逆張り戦略(成行型)
◯4.中間の逆張り戦略(指値型)
◯5.浅い逆張り戦略(成行型)
◯6.浅い逆張り戦略(指値型)
このように、同じ逆張り戦略でも、暴落の内容に合わせて戦略を変えることができます。このように見ると、100%とは言い切れませんが、様々な暴落の種類に対応できるように見えるでしょう。
近い将来使える考え方
もちろん、これは上級者向けの話ですので、まずは基本的な逆張り戦略を作成することが最優先です。ですが、ゆくゆくはこういった拡張することも視野に入れながら戦略を作成するのがよいでしょう。
しかもこの方法は、逆張り戦略だけでなく、他の戦略にも応用できます。ですので、もし、他の型の戦略も完成したら、この考えのもと戦略を拡張することが可能でしょう。戦略を拡張すれば、それだけ利益のチャンスも増えますので、今のうちに知っておくと得するでしょう。ぜひ、今後の参考にしてみてください。
ー西村剛
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西村 剛



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