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From;西村剛
長期にわたり安定的に利益を上げる…
これは、私たちシステムトレーダーにとって至上命題でしょう。いえ、システムトレーダーというより、個人投資家…いや投資家やトレーダーにとって、これは共通の命題でしょう。もちろん、一攫千金で逃げ切るという考えもあるかもしれません。
でも「成功」という二文字を基準に考えると、なかなかその選択はないでしょう。一度にたくさん稼いだところで、それが本当に一生使い切れないほどであれば良いですが、なかなかそこまでの領域にいくのは難しいでしょう。ですので、やはり私たちにとって至上命題は「長期にわたり安定的に利益を上げる」ではないでしょうか。
1億円はゴールではない…
さて、なぜこんな話をしたかですが、ここ最近、私は改めてこの「成功」ということを考えました。そのきっかけは、3月にあるシステムトレーダーが、300万円の資産を、10倍…20倍…30倍…の1億円に、「システムトレードだけ」で増やしたことでした。
この「システムトレードだけ」でいうのが、非常に重要なポイントです。何か他のことをやったわけではなく、純粋にシステムトレードだけです。もちろん、本人は今も現役システムトレーダーですので、更に資産を増やすべく、システムトレードの研究に没頭しています。
やはり、私たちが望むのは…
つまり、1億円と聞くと、周囲の人にとっては、それがゴールでトレードを止めてしまいそうですが…、その地点に立ってみると…いや、そこにたどり着くシステムトレーダーは、そこがゴールではなく「節目」としか見ていないのです。
もちろん、この1億円という数字は、傍から見れば成功と表現する地点でしょう。でも、本人は、更に上がいることを知っていますし、元からそこがゴールではありません。ですので、この「成功」とは、一攫千金や◯円というう数字目標ではなく「長期にわたり安定的に利益を上げる」ということなのでしょう。もしくは、少し文字を付け足して「長期にわたり安定的に利益を上げ続ける」でしょう。
成功の2要素
と、、、こんなことを考えたので、改めて「成功」という二文字を考えました。これまで、私は成功に必要な要素として、2つ挙げていました。それが・・・
◯売買の明確な基準(=売買ルール)
◯継続
です。1つ目は、私たちシステムトレーダーで言えば、売買ルールです。ただ、他のトレード法や投資法でも、本質的に見れば、成功者は全員が売買ルールのようなものを持っています。それが、売買の明確な基準です。例えば、あのバフェット氏は、自分が分からないものには投資しないという明確な基準があります。「良い会社」に投資するという定義もありますが、その良い会社の定義の中に、自分が分からないものは除くという項目があるのです。その例が、ハイテク企業に投資しなかったという、あの有名な逸話でしょう。
でも、この明確な基準があっても、継続がなければ、成功を手に入れることはできません。再びバフェット氏を例に挙ると、まさにバフェット氏がそれを証明しているでしょう。もし、ハイテク株に手を出して、その後大きく資産を減らしていたら、誰も彼を成功者とは言わなかったでしょう。
つまり、彼が成功者と言われる所以は、何冊も本も出ているように、明確な基準があり、それを継続して安定的に利益を上げ続けているからでしょう。そして、これは全く同じようにシステムトレーダーでも言えます。私たちからすれば、斉藤正章さんは、成功者です。斉藤さんも、愚直に有効な売買ルールを追い求め、それを継続することで、安定的に利益を上げ続けています。
新・成功の3要素
このように改めて振り返っても、この成功には2つの要素が必要だと考えます。ただ、最近、ここからもう一段深く考えています。それが「継続」の中に、3つの要素があるのではないかということです。色々と考えを巡らせると、こんなことが浮かびました。
<継続の3つの要素>
◯1.利益の継続
◯2.トレードの継続
◯3.学びの継続
この3つが浮かびました。
継続のための利益も重要
どれも継続なのですが、成功の要素に必要な継続には、このような3つの継続が隠れているのではないかと最近考えました。1つ目の「利益の継続」は、これは成功の定義の部分と重複するように見えますが、どちらかと言うと「短期的な利益」のことです。
やはり、私たちシステムトレーダーは、いくら長期で利益が上がると検証結果で分かっていても、毎年毎月毎日損失が続くようでは、人間ですので継続が厳しくなってきてしまいます。だから、ある程度の短期的な利益はないと、トレードの継続のモチベーションの低下を招きます。
だから、毎日毎月毎年までは行かなくても、できるだけ負け越しがないように利益が継続しないと、継続しようとしても継続が日以上に厳しくなるのではないでしょうか。それを考慮すると、この「利益の継続」は必須の要素ではないかと思います。
継続のための継続も重要
そして、次が2つ目の「トレードの継続」です。これも成功の定義の部分と重複するように見えますが、これは1つ目の利益を得て満足せずに継続するという意味合いです。つまり、こちらももう少し短期的な話です。上手く利益を上げることができると、もちろんそのまま継続する人もいますが、そこで止まってしまう人もいます。えっ?なんで?と思うかもしれませんが、実は、これが3つ目の継続に含まれるので、このまま3つ目に入りましょう。
一番重要な要素とは?
3つ目は「学びの継続」です。これはそのままですが、2つ目に関連します。何が関連するかというと、「常に上を目指す」ということです。ありきたりの話ですが、周囲の環境は常に変化し続けています。ですが、その変化を感じることなく、あなたが進化を止めてしまうと、あなたは環境の変化に取り残されて、退化し過去の物になってしまうでしょう。
まさに、この話です。やはり、システムトレードも学びを継続しないと、周囲の環境が変化しているので、すぐに退化してしまいます。具体的に言えば、あなた以外にもシステムトレーダーはいます。1億円に到達した彼もそうですし、システムトレーダーズ・ミーティングなどに参加すれば、隣や前後の人もシステムトレーダーですので、たくさんいることが分かるでしょう。
しかも彼らは学びを継続しています。必死に新しいスキルを学んだり、今やっていることを探求したり、1円でも多く利益を上げるために必死です。もちろん、あなたもその人ですが、もしあなたが学びを止めてしまったらそうでしょう。。。これは想像すれば、もうその末路が見えてくるでしょう。
「3つの継続」に必要な要素
このように、成功に不可欠な「継続」の要素を分解すると、「3つの継続」が見えてきます。さらに分解すると、まだ色々出てきますが、今回はここで止めておきます。ただ、ここにもう一つ重要な要素があります。というより、この「3つの継続」を維持するために必要なものです。それが・・・
「システムトレード仲間の存在」
です。やはり、どれも自分だけで維持し続けるのは厳しいでしょう。ですが、システムトレーダーズ・ミーティングなどで出会う仲間がいると、これら3つの継続がしやすくなり、上昇スパイラルに入ることができるでしょう。
相乗効果と危機感は表裏一体
実際に、先日、この仲間に恵まれているあるシステムトレーダーの方が、改めて「真剣にシステムトレードに取り組みます」と宣言してくださいました。彼は、周囲の仲間がレベルアップしているのを見て、危機感を覚えたようです。
もちろん、時期的に仕方がないときもありますし、それが彼にとってこの決意表明をするために必要な過程だったのだと思いますが、仕事と家庭のことがあり、システムトレードの学びを止めてしまいました。でも、仲間のレベルアップした姿を見て、自分の状況を察し、学びの継続を続ける決意をしました。
そして、その日から、一度止まってしまった学びを再びはじめました。システムトレードは、学んだことを売買ルールに取り入れれば、素直に利益になって返ってくる唯一とも言えるトレード法です。ですので、彼は、ここから学びの継続を手にしたので、利益の継続と、トレードの継続につながるでしょう。
成功は時間の問題
しかも、それは最終的に成功の2つの要素の継続につながります。同時に、売買の明確な基準(=売買ルール)にもつながります。ということは、彼が成功するのは、もう時間の問題だということでしょう。そう考えると、私も時間の経過と彼の状況を見守ることが非常に楽しみです。
このように、成功の要素を分解すると、様々なことが見えてきました。ただ、根本を突き詰めると、やはりそこに必要なのは「学びの継続」なのでしょう。そして、その学びに必要なのは、学校と同じように切磋琢磨する「仲間」であり「ライバル」なのでしょう。
最近、このようなことを考えました。ぜひ、あなたもこの話から、トレードで利益を上げるための根本的な部分を見直して、今のあなたに必要な要素などを見直していただければと思います。
ー西村剛
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