有能なトレーダーが持つもの



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From: 西村剛

「有能な人と無能な人の違いは何か?」

先日、社内の打ち合わせで、このような話題が出てきました。

私は金融のプロであり、ファンドマネージャーをしていたこともあります。このような経験を踏まえて、「有能」と「無能」の差について、いろいろと考えてみました。その結果、1つの結論に落ち着きました。それが、以下の結論です。

有能は常にプランBを持ち、無能は持たない

トレードの世界では、想定外のことが起こるということは、日常茶飯事で、当たり前に起こります。だからこそ、常に「想定外」に備える人が、有能だと思うのです。

これは、私たちシステムトレーダーの「強み」にも通じることだと考えています。

私たちシステムトレーダーは、上昇相場が来ても、下落相場が来ても、対処できるように、売買ルールを用意します。たとえば、上昇相場に備えて「順張り戦略」を作成し、下落相場に備えて「逆張り戦略」を作成するといったことが、良い例でしょう。

もちろん全ての相場で利益が出るとは限りませんが、少なくともどのような相場が来ても良いように、プランを練っているはずです。

何度もお伝えしたことではありますが、未来は誰にも予想できません。だからこそ、私たちは、プランを練り、「予想に反した場合」のことを考える必要があると思うのです。

「プランを練れば、それだけで利益が出せる」という訳ではありませんが、少なからず、対策を練っておいた分、冷静に対応できるはずです。私たちシステムトレーダーは、相場が暴落したからといって、慌てることなく、淡々とシグナルに従うだけです。

なぜ、私たちは常に冷静で居られるのか?

想定外に備え、プランBを持つこと。これが、私の考える「有能さ」です。そういう意味では、私たちシステムトレーダーは、「売買ルール」という名のプランを、いくつも持っていることになるでしょう。

上位のシステムトレーダーであれば、売買ルールを5つや6つ持っている方も居ます。これは、先ほどの話であれば、プランを5つや6つ持っていることと、同じようなことだと言えるでしょう。だからこそ、私たちシステムトレーダーは、どんな状況になっても、常に冷静で居られるのでしょうね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。