3つの逆張り戦略



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 From;西村剛

昨日のメールマガジン「トレンドが崩れる!?」では、今後下落相場が到来するかもしれないことについてお伝えしました。

本日はより踏み込んで、下落相場対策方法について紹介しようと思います。

深さに応じた逆張り戦略の準備が必須

「逆張り戦略」は、勝率が高く、勝ちトレードになった場合の利益率も大きいことから、個人投資家に非常に人気の戦略です。ただし、この戦略は非常に奥が深い戦略です。なぜ、奥が深いと言うと、株式市場の下落幅によって、複数の逆張り戦略を用意しなければならないからです。

 例えば、リーマンショックのような数十年に一回の株式市場の暴落で機能する逆張りと、大暴落と言うほどでもない小さな暴落で機能する逆張りでは、同じ「逆張り」と言えども、売買ルールの中身は全く異なるでしょう。

 また、一日で大きく株価が急落した場合にトレードする逆張り戦略と、ダラダラと下落が続いた場合にトレードする逆張り戦略でも内容は異なります。

 このように一口に逆張りと言っても、それぞれの傾向に合わせた、逆張り戦略を用意する必要があると言えるでしょう。

 3つの逆張り戦略の型

 私は、逆張り戦略は下落の深さに応じて、以下の3つに分類すると良いと考えます。

 

◯「深い逆張り戦略」→数年に一回の株式市場の「暴落」で機能

◯「中間の逆張り戦略」→1年に一回程度の株式市場の「急落」で機能

◯「浅い逆張り戦略」→3ヶ月に一回程度の株式市場の「調整」で機能

 

上記の3つの逆張り戦略を用意することで、さまざまな下落相場のパターンに対応することが出来るでしょう。

 今後到来するかもしれない下落は、数ヶ月に一回の下落かもしれませんし、もしかすると、数年に一度のリーマンショック級の暴落かもしれません。

 しかし、これは、誰にも分からないことです。

どれかひとつでも欠けてしまうと、利益を掴むチャンスを逃すどころか、不用意に損失を被ってしまうリスクもあるかもしれません。それだけ、逆張り戦略の準備は、慎重かつ丁寧に行う必要があるのです。

 ぜひ、ご自身の逆張り戦略について一度見直してみることをオススメします。また、もし、あなたがひとつの逆張り戦略だけでトレードしている場合には、ぜひ、下落の深さに応じた、傾向ごとに異なった逆張り戦略を開発してみるのも良いかと思います。

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。