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From;西村剛
5日の日本株市場は下落しました。
日経平均株価は前日比0.7%マイナスの21546円99銭、マザーズ指数は前日比3.7%マイナスの996.34ポイントとなりました。
これだけマザーズ市場が下落していると、ついつい押し目買いしたくなってしまいますが・・・
マザーズ市場が安値更新!
本日の株式市場の下落要因としては、米中の貿易摩擦への懸念が続いている程度で、特段大きな材料はありません。 しかしながら、連日日本株市場は売り優勢で推移しており、東証マザーズ指数にいたっては、心理的節目の1000ポイントをあっさりと割り込み、1年3ヶ月ぶりの安値を更新しています。
東証マザーズ指数がこれだけ下落すると、そろそろ値ごろ感からついつい購入したくなるという方もいるかもしれません。
しかし、それは早計かもしれません。
東証マザーズ指数の次の下値の目安は、60ヶ月移動平均線の値である972.63ポイントがひとつの目安になると考えています。仮にこの水準を割り込んだ場合、下値の目安となる水準がなくなってしまいます。そうなると、売りが売りを呼び、一気に下落する可能性があるでしょう。
底打ちはまだ先!?
私が日々暴落の基準を判定するシグナル数をもとに、暴落の可能性を検討しています。この暴落判定のシグナル数の詳細は非公開なのですが、銘柄数に応じた暴落規模のイメージとしては、2016年2月の暴落時には約250銘柄、リーマンショック時は約1500銘柄でした。
この暴落判定のシグナル数は、5日時点で「5銘柄」にとどまっていることから、底打ちはまだ当面先になるのではないかと考えています。まだまだ大きく株価が下落する可能性がある現状では、マザーズ銘柄やジャスダック銘柄はまだ手を出せる段階ではないと考えます。
そして、日経平均株価についても、もうしばらく下値を模索しそうです。
次の下値としては24ヶ月移動平均線の値である20279円を目安に考えていますが、現在の株価よりまだ1000円も下の水準であり、まだ底打ちには時間がかかりそうです。足元の材料を見る限り、今後よっぽど悲観ムードを吹き飛ばす好材料が出ない限りは、上記のような相場展開になると考えています。
暴落に備えて、心と売買ルールの準備を
しかし、このような相場は、私たちシステムトレーダーにとっては、チャンスであるとも言えます。
連日お伝えしているとおり、逆張り戦略のセオリーから考えると、「高い確率で、利益になる水準」が見えてきているということです。ここからは、いつ暴落相場がきてもおかしくありません。明日来るかもしれないし、あさってくるかもしれません。決して暴落をあおっているわけではありませんが、ここからもう一段の下落があることは十分に注意しておく必要があるでしょう。
そうしないと、来るべき相場が来たときにパニックにおちいったり、投げ売りしてしまう可能性がありますから。そして、私たちシステムトレーダーは、来るべきチャンスに備えて、逆張り戦略の準備を急いで準備するべきでしょう。自分はシステムトレーダーであるということをしっかりと自覚し、他の個人投資家と同じにならないようにしましょう。
―西村剛
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