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From;西村剛
30日の日本株市場は下落しました。
日経平均株価は前日比0.7%マイナスの22544円84銭、東証マザーズ指数は前日比1.8%マイナスの1038.69ポイントとなりました。
本日は、足元の相場状況と、8月前半の株価動向についてお話したいと思います。
8月前半の株式市場の傾向
前週末の米国ナスダック指数の下落したことで、大型株中心の日経平均株価や新興株中心のマザーズ指数ともに下落しました。
本日の下落を受け、日経平均株価のRSI(9日)は46%、東証マザーズ指数のRSI(9日)44%と、 買われ過ぎでも売られ過ぎでもない水準にまで低下しました。
目先は良い材料も悪い材料にも乏しく、東証1部売買代金も低調に推移していることから、方向性の見えない展開が続いています。そして、ボラティリティが小さいボックス相場を形成しています。
7月から9月までの夏の株式市場は、例年方向性の見えない展開となる傾向が強く、「夏枯れ相場」と呼ばれています。特に8月前半は株価が下がりやすく、8月初旬に全上場銘柄を購入し、8月中旬に手仕舞いした場合について、シミュレーションした過去18年市場全体の相場の傾向が以下の通りです。
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【8月前半の株式市場の傾向】
勝率: 41.20 %
平均損益(率): -1.00 %
平均利益(率): 5.05 %
平均損失(率): -5.31 %
プロフィットファクター: 0.666
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上記のように、8月前半は、株価が下がりやすい傾向が顕著に出ています。
8月は国内外の投資家が夏休みに入ることから、ポジションを手仕舞いする動きが強くなります。そして、市場参加者が徐々に少なくなっていくことで、ちょっとした売り材料で一気に株価が下がる恐れがあります。8月は1年の中で最も下がりやすい傾向が強いことについては、ぜひ頭の中に入れておくと良いでしょう。
下落局面で機能する戦略
ただし、私たちシステムトレーダーにとっては、株価が下がりやすい傾向と言うのは、決して悪い話ではありません。なぜなら、システムトレーダーには下落局面で機能する戦略を豊富に持っているからです。
下落局面で機能する戦略としては、逆張り戦略やデイトレ空売り等のルールが挙げられ、これらの戦略でシグナルが点灯しやすいです。一般的に、株式市場の下落は「ピンチ」と判断されることが多いですが、「チャンス」はピンチの顔をしてやってくることが多いです。
下落傾向が強いことが分かっているのであれば、下落相場で利益が期待できる戦略を用意すれば、しっかりと利益を上げることが出来るでしょう!
私たちは、ピンチをチャンスに変える術を持っています。 ぜひ、今のうちにしっかりと下落相場に強い戦略に磨きをかけて8月前半の相場を乗り切りましょう。
―西村剛
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