お盆休み中にやっておきたい優良銘柄探し



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From;田村祐一

 お盆に突入しました!

 会社務めの方の中には、長期休暇に入られている方もいるかもしれません。また、長期の休暇中は、いつもよりも株式投資に割くことが出来る時間が増えることから、いい銘柄を探したいと考えている方もいるかもしれません。

 実は、お盆時期は、2018年後半に向けて大きく株価上昇が期待できる銘柄を探すには、最適な時期と言えます。

 それは・・・8月初旬は、3月決算企業の第1四半期決算が本格化するからです。

 第1四半期決算が本格化

大型株から小型株まで幅広い企業の、第1四半期決算発表が行われ、1年のうち4分の1が過ぎた時点における業績が確認できます。この第1四半期時点の企業業績を確認することで、2018年後半に株価上昇が期待できる銘柄を探し当てることが出来るのです。 ちょうど、814日には第1四半期決算発表が一巡するので、お盆休みは絶好の物色チャンスなのです。

 そもそも、なぜ決算発表に注目する必要があるのかというと、決算発表前後の株価を確認することで、その意味が一目瞭然です。

 例えば、「ソフトバンク(9984)」を例に挙げましょう。「ソフトバンク(9984)」は、86日に第1四半期決算を発表しました。市場想定よりも好調な第1四半期決算を発表したことで、10%を超える株価上昇をしています。

 一方で、87日に決算発表した「明治ホールディングス(2269)」は、通期業績予想を下方修正したことで、10%を超えて株価が下落しました。

 上記で紹介した2銘柄は、日経平均株価に採用されている大型株です。誰もが知っている大企業の株価でも、決算内容次第でこれだけ大きく変動しています。これを見るだけでも、業績発表が、株式市場にとってどれだけ重要なイベントかわかるでしょう。

 ただし、その重要イベントである第1四半期決算はもう一巡したので、次の焦点は第2四半期決算に移ります。今から、第2四半期決算に向けて、好業績を発表する可能性が高い銘柄を見つけることで、2018年後半の株価上昇を掴むことが出来るでしょう。

 2四半期決算で好業績を発表する可能性が高い銘柄を見つけるために有力な材料が、【第1四半期決算内容】なのです。

 決算内容というと、「損益計算書」や「貸借対照表」、「キャッシュフロー計算書」等の難しい数字が並んでおり、読む気がおきにくいかもしれません。しかし、第2四半期決算が好業績かどうかを確認するだけならば、注目すべきポイントは限られています。むしろ、2点だけ確認すれば、好業績銘柄を見つけることが出来ます。

注目すべきポイント

 その2点とは、「通期営業利益予想」と「第1四半期の営業利益」です。

 上記の2つは、企業の決算短信の1ページ目に記載されており、すぐ見つけることが出来ます。「通期営業利益予想」とは、企業が発表する1年の営業利益の予想数値です。

 この通期営業利益予想と、第1四半期の営業利益の数字を比較することで、通期営業利益に対する第1四半期時点の進捗率を出すことが出来ます。

(第1四半期の営業利益÷通期営業利益予想×100%)

 この「通期営業利益予想に対する第1四半期の進捗率」で、第2四半期以降の業績の良し悪しを占うことが出来ます。 1四半期決算は、1年の4分の1が終了した時点で発表されます。よって、通期営業利益に対する第1四半期時点の進捗率は、単純計算で25%がひとつの目安となるでしょう。

 25%よりも進捗率が高い場合には、業績が会社予想よりも上回って好調である可能性が高いでしょう。一方で、25%よりも下回っている場合には、想定よりも苦戦している可能性があると言えるでしょう。

 この進捗率が、「35%」を超えるような銘柄は、会社の通期営業利益予想よりも好調に推移している可能性が高く、そういった銘柄は第2四半期以降に、業績の上方修正が発表される可能性が高いです。

 上方修正の発表がされる前の、今の段階で先回りして買い付けすることで、値上がり益を掴むことが出来ます。「通期営業利益予想に対する第1四半期の進捗率」が高い数値の銘柄を探す戦略は、意外のほか単純ですが、好パフォーマンスが期待できる戦略です。

 ぜひ、空いた時間を活用して、進捗率の高い銘柄を探してみてください。

―田村祐一

 

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