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From;西村剛
14日の日本株市場は大きく反発して引けました。
13日に大きく下落したことで、相場の急落懸念が一気に膨らんでいたことから、その後の上昇によって、とりあえず一安心と言ったところでしょうか。
まずはじめに、14日の状況から確認していきましょう。
日経平均株価は前日比2.2%プラスの22356円08銭、東証マザーズ指数は前日比1.3%上昇の975.01ポイントとなりました。
ここ2営業日で日経平均株価は約740円下落しましたが、その下落の原因であるトルコリラ安が一服したことで、14日は買い戻しが入り、大きく上昇して引けています。
一旦上昇したことで、市場はほっと一息ついていますが、まだまだ安心できる状況ではないでしょう。
まだまだ安心できる状況ではない
日経平均株価は依然として25日移動平均線や75日移動平均線を下回っており下落トレンドが継続しています。
東証マザーズにいたっては、14日こそ反発しましたが、また再度安値更新も十分にあり得る水準にとどまっています。
今回はトルコリラ安をきっかけに他の新興国通貨にも波及しており、悪材料が出やすい地合いとなっています。また、 お盆は市場参加者が少なくなることから、ちょっとした悪材料で売り優勢に傾きやすく、急落リスクが高い時期と言えます。
そのような時期だからこそ、いつも以上に気を引き締めてトレードに臨む必要があるでしょう。
運用資金に対して過度にポジションを取り過ぎないように工夫したり、お盆等でなかなか株式市場を確認することが出来ない場合には、あえてポジションを一度手仕舞いするのもひとつの方法かもしれませんね。
今気をつけなければならないのは、、、
なお、私たちシステムトレーダーが今気をつけなければならないのは、逆張り戦略と押し目買い戦略の割合でしょう。
マルチストラテジーで運用している場合、今のような下落相場では押し目買い戦略や逆張り戦略でシグナルが発生しやすいかと思います。
ただし、押し目買い戦略ばかりに運用資産が偏ってしまうと、 いざ逆張り戦略でシグナルが発生したときに買い余力がなくなってしまう場合があります。そうなっては、株式市場が急落した後の反発をしっかり掴むことが出来ません。
反発局面における利益のチャンスをしっかり掴むためにも、今のうちにしっかりと押し目買い戦略と逆張り戦略との運用資金の配分割合を見直しておきましょう。
―西村剛
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