逆張りの弱点には○○が有効!



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From;西村剛

日本株が暴落しています。この暴落がいつ終わるのか?は誰にも分かりませんが、

システムトレード上級者は、この暴落をチャンスに変えようと今がんばっているのではないでしょうか。

今のような暴落時に最も威力を発揮する戦略が「逆張り戦略」です。

逆張り戦略は勝率が70%~80%と高く、多くのシステムトレーダーに好まれている戦略なのですが、

「ドローダウンが大きい」という弱点があります。

逆張りの弱点

逆張り戦略は暴落の最中に買い付けるため、一時的に含み損になることがほとんどで、また勝率こそ高いものの負けトレードの損失は大きいという特長があります。そのため慣れていないとシグナルは点灯するものの、怖くなって買えないという投資家も多いのです。

そういったハイリスク・ハイリターンの逆張り戦略でシステムトレード初心者におすすめなのが、底打ちを確認してから買い付ける逆張り戦略です。

通常の逆張り戦略は暴落の最中でも統計的に有利なタイミングであれば躊躇なく買い付けるのですが、利益は多少小さくなったとしてもドローダウンを出来るだけ抑えたい場合は、株価の底打ちを確認してから買い付ける逆張り戦略がおすすめです。

ドローダウンを小さくするには、、、

例えば暴落している銘柄のなかから

・前日比がプラスに転じた銘柄

・ローソク足で陽線になった銘柄

こういった底打ちが確認できた銘柄に仕掛けることで、合計損益は小さくなりますが、ドローダウンも小さくなる場合が多いです。

あなたがもし今の暴落相場の中で逆張り戦略に基づきシグナル通り発注することに怖さを感じているならば、ぜひあなたの逆張り戦略に「株価の底打ち」を条件式に加え検証してみてください。きっとよりリスクを抑えた売買ルールに仕上がると思います。

 ―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。