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From;西村剛
11日の日本株市場は下落しました。
日経平均株価は前日比0.3%マイナスの21148円02銭、マザーズ指数は前日比2.6%マイナスの922.46ポイントとなりました。
12月に入り軟調な相場展開が続いており、「暴落」の影もちらつき始めました。11日の日本株市場は、少し特徴的な動きをしましたね。
それは、前夜の米国株市場がプラスで終え、為替も円安方向に動いたにもかかわらず、日本株が下落しているのです。特にマザーズ指数の下落が大きいです。
いつもと違う動き、、、
日本株市場は米国株式市場の影響を大きく受けやすく、通常は、米国株式市場が上がれば、日本株市場も上がり、米国株式市場が下がれば、日本株市場も下がる確率が高いです。そんな、米国株式市場に追随しやすい日本株市場が本日に限っては、異なる動きをしているのです。
その理由は、おそらく「9434ソフトバンクのIPO」でしょう。
本メールマガジンでもJackさんや田村祐一が取り上げていますが、
12月19日に超大型のIPOがあります。
NTTの上場以来の超大型IPOゆえに、個人投資家の資金が拘束され、
その結果、株式市場全体の買い需要が落ちているせいではないかと考えます。ソフトバンクのIPOに申し込んだ場合、上場日の19日まで資金が拘束されます。そのため個人投資家が買いたくても資金が拘束されて買えないといった状況になっているのではないかと考えます。
少なくとも19日までは個人投資家の買い需要はそこまで大きくならない可能性があります。11日のマザーズ指数の下落幅が大きかったのも、これが原因である可能性が高いと分析しています。
こういった需給面でゆがみがある場合に、注意しなければならない点があります。
それは、冒頭でもお伝えしたとおり「株式市場の暴落」です。
大型IPOや公募増資といったテクニカルな要因で需給にゆがみが生じている状況において、何か悪材料が発生すると株価が大きく下落する場合があります。
よって、少なくともここから19日にかけて暴落の発生には十分に注意する必要があるでしょう。今から対策を十分に練っておく必要があるでしょう。
暴落の対策は?
対策の具体例としては、
・株式を売って現金比率を高めておく
・逆張り戦略でいつでも買えるよう準備しておく
・空売りで下げ相場の利益を狙う
等が挙げられます。
このように暴落が起こった場合どのように対処するのかを事前に考えておくことで、実際に暴落が起こったときにあわてなくて済むと思います。
ぜひ今のうちにしっかりと準備しておいてくださいね。
ー西村剛
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