注意!株は下がるもの



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




From;西村剛

12月ももう折り返し地点に突入し、あと半月で2018年も終わりを迎えます。

実は、ここ数ヶ月の相場を観察していて、強く意識するようになったことがあります。

それは、、、

「アベノミクスバブルが終わった可能性がある」ということを最近強く感じるようになりました。

何故そんなことを感じるようになったかというと、12月11日にTOPIXが年初来安値を下回ったからなのです。1年も終わるこの時期にTOPIXが年初来安値を更新するということは、今年の日本株の騰落率がマイナスで終わることを意味します。

2012年末から始まったアベノミクス相場ですが、2017年まで毎年の騰落率はプラスでした。それが、2018年に終わりを迎える可能性があるのです。

もし、仮に今年がマイナスで終わった場合には、2012年から始まった上昇トレンドがいったん終了したと考えてもよさそうです。私は、株式市場が下がって欲しいとは全く思っていませんし、むしろドンドン可能な限り上昇し続けて欲しいと願っています。

でも、そうは言ってられない現実が目の前に存在しているのです。

仮に本当にアベノミクスバブルが終わり、上昇トレンドから下落トレンドに転じた場合、2012年以降に株式投資を始めた方は、要注意です。

なぜなら、上昇トレンドにおける投資の考え方と、下落トレンドでの考え方は、全く異なるからです。考え方を大きく変えないと、痛い目を見るリスクが高いです。

考え方を変える第一歩を具体的に説明すると、「株は下がるもの」だと理解することです。

上昇トレンドでは基本的に株は上がり続けますので、多少下がっても「また株は上がるだろう」と楽観視してしまいます。ある種、塩漬けでも全く問題ないでしょう。

上昇トレンドが続いている間はそれで構わないのですが、下落トレンドに入ると話は全く違います。

下落トレンドでは、株は基本的に下がり続けますので、持ち続ければ持ち続けるほど損失が増え続けます。そんな相場環境だからこそ、「株は下がるもの」だと認識しておかないと損切りできずに株を塩漬けしてしまい、耐えられない含み損を抱えてしまいかねません。

この認識を強く持つことが下落トレンド対策の第一歩です。

「株は下がるもの」という考えは、当たり前と言えば当たり前なのですが、上昇トレンドしか経験のない人にとっては、ピンと来ないかもしれません。

ここ最近は、日経平均株価が一日で500円を超えて下がることがよくあります。この下落を「すごく下がったな!」と感じている方は、要注意です。下落トレンドにおける下落幅と下落スピードは、直近の下落内容よりも大きく早いのです。

よって、ここ最近の下落が大きく感じている人は、今一度「株は下がるもの」ということについて過去の暴落時のチャートを見るなどして見直してみてください。

そうすることで、これから先に来るかもしれない暴落に対して、自分がどのように立ち回るべきかを見つけることが出来るでしょう。

なお、下落トレンドだからと言って、損失が広がることをただ指をくわえてみているしか方法がないわけではありません。

むしろ、暴落時ほど、適正な株価から大きく乖離して株価が下落していることから、しっかりとした戦略に基づいてトレードできれば、トレードチャンスが増えることが多いのです。

私たちシステムトレーダーであれば、逆張り戦略や空売り戦略がしっかり機能すれば、下手すると上昇相場よりも利益を上げることが出来るでしょう。

大切なのはまだ下落トレンドが本格的に始まっていない、今のタイミングでしっかりと「下落トレンドで利益を上げる方法」を考えておくことです。

何事も事前準備で成果が決まります。

ぜひ今のうちにしっかりと「下落トレンドで利益を上げる方法」を考えておいてくださいね。

ー西村剛

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。