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From;西村剛
26日の日本株は上昇しました。
日経平均株価は前日比0.8%プラスの19327円06銭、
マザーズ指数は前日比2.4%プラスの775.85ポイントとなりました。
前日の大幅安の反動による買戻しで日経平均株価は一時19500円を回復しましたが、買い一巡後は売り圧力に押され、後場は一時マイナスとなり、1万9000円台を割り込むなど反発は小幅にとどまりました。
依然として不安定な相場ですが、今後の相場展開について私の見通しをお話したいと思います。
前日(12/26)は、さすがに日経平均株価は前日に1000円下落した反動で反発しましたが、後場に入りマイナス圏に転じるなど、予想以上に弱い展開となりました。
米国株式市場が祝日でお休みだったこともあり、米国株の動きが明確になるまではなかなか買いづらい状況だと言えるでしょう。
私が日々監視している暴落銘柄数を確認すると、
〇12月20日(木) 53銘柄
〇12月21日(金) 63銘柄
〇12月25日(火) 476銘柄
〇12月26日(水) 59銘柄
と推移しており、25日をピークに暴落銘柄数は減少しました。
暴落銘柄数が減少したことから、短期的にはいったん25日で底を打ったのではないかと考えています。
ここからは、念のための話ではありますが、
今回の暴落が、過去の一般的な暴落と同様であれば、本日の反発で一旦収束したと言えますが、「リーマンショック」級の暴落である場合には、ここからさらに株価が急落する可能性があります。
リーマンショック時の暴落銘柄数は
2008年10月のリーマンショック時の暴落銘柄数は、
〇1日 47銘柄
〇2日 92銘柄
〇3日 148銘柄
〇6日 602銘柄
〇7日 845銘柄
〇8日 1612銘柄
〇9日 790銘柄
と推移しました。
仮に本日27日以降にもう一段大きな下げがあると暴落銘柄数ではリーマンショック時と同様の展開になる可能性があります。低い確率だとは思いますが十分に注意して下さい。
システムトレーダーにとっては、暴落時にしかシグナルが発生しない深い逆張り戦略でシグナルが数多く点灯しています。
逆張り戦略は暴落の最中に買い付ける戦略であり、なれるまでは「もっと株価は下がるのではないか・・・」と不安に感じるかもしれません。もちろん株価が下がるリスクはありますが、過去の統計データでは勝ちやすいタイミングだと言えるでしょう。
ここから更に株価が下がっても耐えられるように自分のリスク許容度を今一度見直し、しっかりとシグナル通りトレードしてくださいね。
ー西村剛
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