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From;西村剛
4月第一週が終了しました。
日本株市場は前週末と比較し日経平均株価は2.8%上昇、
マザーズ指数は4.1%下落しました。
先週は国内において特段大きな材料はなく、米国株や中国株の動向に連動する形で日経平均株価は推移しましたが、
マザーズ指数は大きく下落する展開となっています。
日経平均株価は上がったにもかかわらず、マザーズ指数が下落している要因は何か?
この要因が分かれば今後の株式市場の動向を考えるに当たってヒントになりそうです。
マザーズ下落の要因は?
その理由についてはいくつか考えられますが。
ひとつは、4月前半は機関投資家の買いが入りやすい時期であるということです。
新年度になり機関投資家はポートフォリオの再構築を行ないます。
特に生保など大きな資金を扱う機関投資家の場合、
期初に国内債券○%、日本株式○%、海外株式○%と決め、定期的にリバランスを行なうのですが、
その最も大きなリバランスが4月上旬と言う場合が多いのです。
昨年は日本株がマイナスとなったため、あらかじめ定めた日本株式の比率に近づけるため日本株が買われたという要因があります。
一方、マザーズに上場する銘柄の多くは個人投資家によって売買されており、機関投資家のウェイトは高くありません。
ですので機関投資家によって大型株が買われた一方、マザーズ銘柄は買われなかったことにより、
日経平均株価は上昇したもののマザーズは下落した可能性があります。
もうひとつが、10連休に備えた換金売りが出始めていることです。
昨日お伝えしたように、ここ数日、証券会社から、
「10連休に関するお取引、各種手続きについて」というメールが届いています。
要は10連休が控えているから株の売買に注意して下さいといった内容なのですが、
これが個人投資家の心理的な売り要因になっている可能性があります。
この二つの要因によって、日経平均株価上昇、マザーズ指数下落となっているのかもしれません。
仮に私の仮説が正しかった場合、今の傾向はもうしばらく続く可能性があります。
来週はこの傾向が続くかどうか注目してみると良いでしょう。
―西村剛
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