株価を動かす月次売上高の秘密



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from;西村剛

 

9983 ファーストリティリング: +9.9%

7606 ユナイテッドアローズ: +12.2%

7453 良品計画: +12.0%

 

これ何の数字だか分かりますか??

この数字は各社の「8月の既存店売上高前年比」です。

分かった方はかなりの株マニアでしょう。

 

小売業や外食業は毎月「既存店売上高前年比」を発表します。

 

「既存店売上高前年比」は、

簡単に言うと「出店してから1年以上経過した店舗の売上高前年比」で、

「お店での売れ行きが前年と比べてよくなっているのか?悪くなっているのか?」

を表す数字です。

 

上記の3社は8月の既存店売上高前年比が大きくプラスとなっており、

8月は売上が良かったということが読み取れます。

 

小売業や外食業ではこの「既存店売上高前年比」の数字で株価が大きく動くのです。

なのでファンダメンタルズ分析重視の投資家は重要視している数字です。

 

この「既存店売上高前年比」、
基本的にはそのお店の集客力を表す
数字なのですが、

天候や気温、祝祭日の並びなどそれ以外の要素で
数字が大きく動くこともあります。

そのなかでも9月、10月特に重要なのが「消費増税」です。

 

9月は増税前の駆け込み需要がどれくらいあったのか?

10月は増税の反動でどこまで売上が減少するのか?

この「既存店売上高前年比」をみると一目瞭然でしょう。
9月、1
0月は特にこの「既存店売上高前年比」に注目しておいてください

 

「既存店売上高前年比」は
基本的にファンダメンタルズ分析重視の
投資家がチェックしている数字なのですが、

この数字が発表されるのが月初なので、
外食や小売業などを母集団
にして

「既存店売上高前年比」が発表される月初を分析すると
何らかのアノマリーもありそうです。

 


興味ある方はぜひ検証してみてください。

 

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。