『型落ち品』銘柄を狙え！！

2013.11.23

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From；平山修司
八丁堀の事務所より、、、

 

たまには、格言のようなことを言ってもいいですか？

利益を上げたいなら…

「新商品ではなく『型落ち品』を狙え！！」

う～ん、ちょっとイマイチですか？
格言のようには、聞こえませんね（汗）

 

これは、何の話かと言うと、
おそらく、あなたの頭の中には、

「新規のIPO銘柄を上手く掴めば、大きな利益が期待できる！」

という知識や期待があるのではないでしょうか。

 

まさに、新商品を狙うものですね。

このIPOを活用した戦略やトレード法が
巷にはけっこうあります。

だから、確かにそれも期待できるのでしょう。

 

しかし・・・
私の場合は、これに思いっ切り逆行します。

私は、「新規のIPO銘柄ではなく」、、、
型落ち品と言っては失礼ですが、

『過去のIPO銘柄』に注目します！

 

こんなことを言うと、

「え～～～っ、平山さん、過去のって・・・。頭、大丈夫ですか？？？」

と、あなたに言われてしまいそうですね（汗）

 

でも、そんなこともないのです。
これから、その理由についてお話ししましょう。

先日「地味～っなアナリスト？」の中で、
私がファンダメンタルズでトレードする場合の
銘柄の探し方をお伝えしました。

ただ、ちょっと時間の関係で話せなかった探し方がありました。
実は、それがこの『過去のIPO銘柄』なのです。

 

ファンダメンタルズでは、

やはり「割安株」を探すことが、一つの肝となってきますので、
そのような情報が取れるものがあれば嬉しい話です。

そこで、私も情報を取るのに色々探したのですが、
私の中では、これに落ち着きました。
↓
http://www.traders.co.jp/ipo_info/ipo_info_top.asp
（『IPO(トップ):IPO – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）

 

そうです！
カンの良いあなたであれば、すぐにお気づきでしょう。

西村が、外国人投資家の動きを確認するために使っている
TRADER’S　WEB（トレーダーズウェブ）のサイトですね。

 

このサイトは、本当に良い情報が取れます。
けっこう、活用できますよ。
しかも無料ですしね。

ちなみに、私はこのサイトの「IPO」に関するページを
年に数回確認するようにしています。

 

ただ、実は…

本当に見ているのは、このIPOの情報ではなく、コチラなのです。
↓
【IPOスケジュール（バックナンバー）2010年】
http://www.traders.co.jp/ipo_info/schedule/schedule_bn.asp?BN=2010
（『IPO(トップ):IPO – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）

 

そう、新規にIPOする銘柄ではなく、、、
「過去にIPOした銘柄」の一覧です。

普通に考えれば、

「過去にIPOした企業の一覧を見てもあまり意味がないのではないか？」

と思ってしまいますよね。

それは当然のことです。
そのお気持ちは、よ～く分かります。

 

でも・・・
実は、この過去のIPO銘柄は「宝の山」なのです。

それは、なぜか？

それはですね～、

IPOしてから月日が経過すると、
実力以上に付けていた株価が落ち着きます。

すると、面白いことに、
「割安に放置されている銘柄」が、ここから浮かび上がってくるのです。

 

IPOで上場したばかりの企業は、
実力以上の株価を付けることが多いものです。

ただ、月日が経過すると、

投資家というのは、どうしても新しいIPO企業に目移りするせいか、
当初は注目されたものの、いつの間にか忘れられてしまう傾向があります。

 

だから、IPOしてから1年以上が経過すると、
本当に注目がなくなります。

そして・・・

その注目の低下からか、
今度は「実力以下の株価」まで下落してしまうことがあるのです。

 

そうですね。
まさに「割安株」です。
私は、この割安株を、このサイトで探しているです。

 

今回は「IPOスケジュール（バックナンバー）2010年」のページを挙げましたが
いつも、私は過去3年分を見ています。

今でしたら「2010～2012年」くらいの期間が良いかもしれませんね。

2010年は「22社」
2011年は「41社」
2012年は「46社」

がIPOしています。

 

合計で100社を越えています。

ちょっと、企業数が多く感じるかもしれません。

でも、四季報を見て、片っ端から探すよりは、
数が少ないですし、ある程度あたりもついた状態で探せます。

そういった意味では、ちょうどよい量かもしれませんね。

この方法は、ねらい目です。

ぜひ、この週末に、この『過去のIPO銘柄』から割安株を探してみてはいかがでしょうか？

なまえ

 

 

 

 

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで１億の資産形成を達成し、2019年４月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ：紫苑の億トレへのシステムトレード＋科学的裁量