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From ; 田村祐一
12月後半はボーナスタイム?
あっという間に一年が終わりそうですが、
この時期は毎年ウキウキしています。
12月後半は、投資を行っている人からすれば、
正直ボーナスステージと言って良いでしょう。
実は、12月後半から年初にかけては、
非常に強い相場展開になりやすい傾向があります。
各月を前半(1日~15日)、後半(16日~31日)の24通りに分けて
過去の株価データを分析したところ、
12月後半(16日~31日)は、
1年の中でもトップクラスに利益率が良いことが分かっています。
この傾向は、大型株、中型株、小型株問わずです。
私はアノマリーは、それほど狂信的に信じてはいませんが、
その私でも12月後半のアノマリーだけは信じています。
12月後半は、いわゆる何を買っても儲かる相場と言えます。
そんな強い12月後半相場ですが、
システムトレードでも、
ファンダメンタルでも、
私は利益チャンスを狙いに行きます。
ファンダメンタル投資においては、
こんな戦略で銘柄を選定しようかと考えています。
①「新興株>大型株」で銘柄抽出
②個人投資家が好きなテーマ株
③年明けまでに売却
①についてですが、
12月後半は全体的に株価が上がりやすいですが、
特に新興株の上昇率は非常に高いです。
これは、12月後半の株式市場が、
個人投資家に支配されることと密接に関係しています。
12月後半は、機関投資家が休暇に入ることから、
売買の主体が個人投資家となります。
個人投資家にとっては、むしろ年末は休暇に入ることで、
ゆっくり株の売買を行えることから、取引量が多くなります。
ちょうどボーナス時期ですから、投資意欲が非常に高いです。
その結果、個人投資家が手掛けやすい、
新興株の株価が上昇しやすいのです。
そして、②ですが、
①の理由に絡んで、個人投資家が好きなテーマの銘柄を選びます。
今年に限って言えば、システム開発関連がオススメですかね。
最後に、③については、
本当は年明けすぐに売るのが良いのですが、
私は不確定要素を非常に嫌います。
年末年始に、株式投資のことはスッパリ忘れてゆっくりしたいので、
基本的に銘柄を年をまたいで保有することはありません。
よって、年末の最終営業日前に手仕舞いしてしまいます。
①~③の戦略で、ファンダメンタルは銘柄を選定しようと思っています。
次に、システムトレードですが、
これは、明確に方針が決まっています。
それは、「年末年始特化の売買ルールの用意」です。
用意というか、毎年使っていて、もうすでにあるのですが、
今年もこの年末年始特化の売買ルールを活用します。
詳細はお伝えできませんが、
・年末後半に株価が高値圏にある銘柄を順張り買い
する戦略です。
すごい単純な売買ルールですが、
過去には良い成績を残してくれています。
12月後半は、忘年会や仕事納めでいろいろ忙しい時期ですが、
実は株式市場は絶好のトレードチャンスでもあります。
今年も好調な展開となるかは未知数ですが、
12月後半の戦略を事前に練っておくかどうかで、
今年の運用成績のあと一歩の向上につながります。
私は、最後まで気を抜かず、利益を狙いにいきますよ(笑
みなさんは、12月後半の戦略をもっていますか?
もし、もっていなくてもまだ間に合います!
貪欲にチャンスを掴んで、
年始を楽しく過ごしたいですね。
ー田村祐一
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田村 祐一



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