どこまで上がるかではなくどこで降りるか?【西村剛】



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日経平均株価はバブル崩壊後の最高値を連日更新、米国株も高値圏を維持し、日米ともに株式市場は上昇トレンドに入っています。

メディアでは日経平均株価30000円大台か?という期待感を煽る報道も出始め、ツイッターで個人投資家の投稿をみると楽観的な投稿が目立つようになってきました。

そろそろ降り時を考え始めておく時期でしょう。

降り時とは、

「株式市場が上昇トレンドから下落トレンドに転じ買いポジションを全て手仕舞うタイミング」

と考えて下さい。

株を買って利益をあげることは運がよければ誰にでもチャンスはありますが、

うまく降り時で買いポジションを全て手仕舞えるかどうかは、技術です。

降り時を考えるにあたって最も重要なのは、

最後は損失で終わる

ということです。

トレンドの転換点をドンピシャのタイミングで見極めるのは至難のわざです。

普通は上昇していた株価が下落に転じたタイミングで、

「トレンド転換した」

と判断します。

ですので株価のピークで得ていた幻の含み益が減少した状態で

「トレンド転換した」

と判断する必要があります。

これがなかなか難しいのです。

システムトレーダーであれば、手仕舞いするタイミングが条件化されているため躊躇なく手仕舞いできるとは思うのですが、裁量トレーダーの場合、株価が上昇トレンドから下落トレンドに転じた時でも、

これまで株価が上がっていたのだからまだ元に戻るだろう

と楽観的に考えてしまい、結果としてそのままずるずる株価が下落し塩漬け・・・

なんてことはよくあります。

それくらい「降り時」が難しいのです。

今のところ日経平均株価は上昇トレンドを維持しており、まだまだ「降り時」ではないでしょう。

ですので、焦って降りる必要はありません。

ただ・・・

どういう風に日経平均株価が動いたら降りるのか?

というタイミングは考えておいたほうがよいでしょう。

ぜひ今のうちに考えておいてくださいね。

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。