「……」絶句



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

システムトレードを一生懸命勉強している
あなたであれば・・・

この質問がどれだけいけないことか
はっきりと分かりますよね?
大丈夫ですよね?

 

その質問とは、、、

「○○と言う銘柄でシグナルが出るようにしたいんだけれども、
どうしたら良いでしょうか?」

 

こんな質問です。

「・・・」

 

あなたは、きっと、

毎日この【株式投資ニュース】で勉強したり、
本を読んだり、セミナーに参加したりしている
優秀なシステムトレーダーですから、

私と同じように「・・・」な気分でしょう。

 

もしも、、、ですよ!

もし、、、仮に、、、

この質問に何の疑問を持たない場合は、
かなりの危険信号です。

どうしましょ?

その場合は、何と言ってよいか分かりませんが、
これから、私が話すことをよ~くお聞きいただいたほうが良いでしょう。

 

さて、先ほどの質問ですが、
私の本音を言わせてもらえば

「それが出来るようになったところで、何の意味があるの?」というところです。

 

う~ん、もっと強く言えば、
「無意味」です。

 

完全に「目的」と「手段」が入れ替わってしまっています。

 

もちろん、システムトレードを使えば、
色々条件式を変更して、特定の銘柄でシグナルを出すことができるようになるでしょう。

 

ですが、、、

それが出来るようになったからと言って、
「ん?で、どうするの?」というところなのです。

もう少し言わせていただくと、
それができたからと言って「利益が上がるか?」といえば、そうではないです。
むしろ、損を拡大することになるでしょう。

 

ちなみに、念のためにお伝えすると、
これは「ある銘柄の動向を調べるために検証する」というのとは違いますからね。

その場合であれば、ある裁量トレーダーの人の
特定の銘柄へのトレード法が有効かどうか判断するのに使えます。

ですが、「特定の銘柄のシグナルを出す」は、
有効かどうか調べるのではなく、「有効にさせる」なので、全く意味合いが違いますからね。

誤解があるといけないので、
念のため、説明しておきます。

 

さて、思わず私が絶句してしまったこの質問ですが、
おそらく、このような質問をする方は、

システムトレーダーにも関わらず、
かつての裁量トレードのクセが全く抜けていないのでしょう。

 

きっと、

自分がカンで上がると信じた銘柄が
カン以外の何かで、裏付けが欲しいだけなのでしょう。

そして、ちょうどシステムトレードというものをみつけ、
それで裏付けを取りたいだけなのだと思います。

でも、これは無駄です。

 

今の説明を聞けば、
優秀なシステムトレーダーであるあなたであれば、一目瞭然ですよね。

 

もはや、ここに統計的に有効かどうかは
存在しませんよね。。。
単に、無理矢理裏付けを作っているだけですからね。

 

ということは、結局それは
根拠がなく、カンで銘柄を選ぶ裁量トレードとなんら変わりありません。

だから、これは損を拡大するだけなのです。

 

とにかく、これはシステムトレードはないということです。
全く持って、ここには統計的な裏付けは存在しないのです。

 

単なる「裁量トレード」なのです。

ホント、これは完全に「目的と手段」が入れ替わってしまっていますよね。

 

本来、システムトレードは、統計的に有効な売買ルールから出てくる
シグナルをもとに、トレードを繰り返すものです。

それが、

「自分がカンでよいものの裏付けを作るもの」になっているのですからね。

 

あなたに聞きたいのが

「あなたがトレードをする理由は何ですか?」ということです。

 

ほぼ、全員に共通しているのは

「利益を上げたいから」

でしょう。

 

その先の、利益を何に使うかは、人それぞれだと思いますが、
理由は、その1点に絞られると思います。

 

ということは、あなたが取るべき手段は、

「利益の上がりやすい銘柄をトレードする」ことではないでしょうか?

 

決して、

「利益が上がるかどうか分からない、カンで選んだ銘柄をトレードする」ではないでしょう。

 

こうやって、冷静に考えると、
今のひとことは、おかしいということに気が付くでしょう。
そして、それだと損する確率が高いということに気が付くでしょう。

 

システムトレードは、裏付けを無理に作るものでは決してありません。

システムトレードは、

「統計的に見て、その日に一番利益が上がる確率が高い銘柄を探すもの」です。

 

だから、銘柄に縛られることはありません。

あくまでも、日々出てくるシグナルに従って、
銘柄にとらわれることなく、淡々と売買していくだけなのです。

でも、中にはなぜか「特定の銘柄でシグナルを出したい」という
意味不明な質問が出てきてしまうのです。

 

ここまでお話しすれば、この質問は裁量トレードと
何ら変わらないことに完全に気が付くでしょう。

 

でも、ご安心ください。

いま、それに気が付けば大丈夫です。

今年のような良い状況が続かないであろう
来年2014年の株式市場は、まだはじまっていません。

これから、その誤解ともいえる部分をひも解いて、
心機一転システムトレードに取り組めば、まだまだ間に合います。

 

さ~、目は覚めましたか?

ならば、あなたが進むべき道は、もう決まりましたよね。

あとは、その道を進むだけです・・・

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。