田村式業績好調銘柄スクリーニング方法を公開!【田村祐一】



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一気に日本株市場が高値を更新しました。

久しぶりのお祭り相場と言った感じでしょうか。

以前の高値から大きく更新したわけではないので、
もしかするとダマしとなる可能性は否めませんが、

それでも、ここ半年ではないほど
良好な投資環境となっています。

個人的には、久しぶりに
ファンダメンタル投資への意欲が出始めています。

これまでは、トレンドが下向きだったので、
ファンダ投資は、少し利益を上げにくい時期でした。

むしろ、下向きの相場はシステムトレードが強いので、
この半年はシステムトレード主体となっていました。

しかし、ここ数週間の相場の変化を見ると、
ファンダメンタル投資も魅力的に映り始めました。

ちょうど、今月末に3月決算企業の中間決算が終わるので、
10月末から11月初旬の中間決算発表に向けて、

今週以降の相場は、上昇修正銘柄や
好決算銘柄への物色が入りそうです。

というわけで、私も重い腰を上げて、
銘柄探しを始めているのですが、

上場企業は約3800社もあるので、
一つ一つ見ていたらキリがありません。

そこで、いつもスクリーニング機能を使って、
銘柄を一定数ふるいにかけています。

すべてを公開しませんが、
スクリーニングの条件に使っているのは、以下の4つの条件です。

①連続増益回数
②今期営業利益予想(前年比+〇%)
③ROE
④自己資本比率

①は、何年間連続で増益を達成しているかという意味です。

これは、証券会社やスクリーニングツールによって、
使えるところと使えないところがあります。

連続で増益を達成している企業ほど、
安定的に成長していることを表しています。

良い大型株と小型株を探す場合で異なりますが、
大型株なら5期、小型株なら2~3期程度でしょうか。

あくまで目安ですが、この条件を入れることで、
安定成長性している企業を抽出できますね。

②は、今期の営業利益予想が
増益である銘柄を絞り込むことができます。

今はコロナで、事業環境の優劣が企業ごとにはっきり出ており、
増益している銘柄にはお金が集まり、
そうでない銘柄は見向きもされない傾向が強いです。

これも大型株と小型株で設定は変えたほうが良いでしょう。

おおよそ、大型株なら+5%、小型株なら+10%程度でしょうか。
あくまでも目安です。

③は、最近多くの投資家が企業判断を下す際に使っています。
ROAでも構いません。

ただし、ROAのほうが厳しい条件になるので、
私は緩く銘柄をふるいにかけたいのでROEを使っています。

ここ数年の傾向として、ROEが高い収益性の高い銘柄の
パオ―マンスが非常に良いです。

当然と言えば当然ですかね。

自分が投資したお金が一年後に、
投資した総額の何パーセントの利益を生むか気になりますよね。

ROEが高ければ高いほど、自分が投資したお金が
有意義に使われていることを表しますので、
この数値が高いことに越したことはないでしょう。

ROEは10%~15%程度ですかね。

そして、最後に④自己資本比率です。

これは、返済不要の自己資本が
全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値です。

この数値が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい
不安定な会社経営を行っていることを指します。

自己資本比率が高いほど経営は安定し、
倒産しにくい会社となります。

業種によって、この数値平均は変わりますが、
最低でも20%、できれば30%程度でスクリーニングをいつもしています。

上記4つの条件式でスクリーニングをかけると、
上場企業約3800社が、100~300社程度に絞ることができます。
(年度によって、ばらつきがありますが)

絞り込んだ銘柄について、それぞれざっくりと企業業績を見て、
さらに数十社に絞り込みます。

この数十社については、ファンダメンタル分析だけでなく、
テクニカル分析も行い、投資対象としての最終判断を下します。

上記で提示したのは、いくつかあるスクリーニング方法の1つですが、
スクリーニングをすることで、時間のない方でも、
ある程度ファンダメンタル分析をすることができます。

理想は、1銘柄1銘柄丁寧に分析できればいいのですが、
時間からしてもやる気からしても、私には実現不可能ですね(笑

みなさんは、銘柄に投資するときに、
どのように投資を行っているのでしょうか?

もし、銘柄選びに苦戦している場合には、
スクリーニング機能を使って、銘柄を絞り込んでみてはどうでしょうか。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。