2022年後半は空売り戦略がおすすめ?【田村祐一】



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日経平均株価が2万7000円台後半まで上昇し、
少し相場全体は復活の兆しが見えています。

国内はコロナ感染者数が過去最高値を更新し、
不安要素は残るものの、

米国の利上げペースに対する懸念が後退し、
米国株式市場が上昇したことで、
日本株市場も連れ高となっています。

日経平均株価が2万8000円台付近で漂うのは、
2022年3月末、6月中旬、そして7月末の3回目です。

過去2回は2万8000円を突破したあと失速し、
突き返されている形です。

今回3度目の突破チャンレジをしていますが、
ここで突き返されるとトリプルトップを形成します。

今回2万8000円を突破できないとなると、
その後は厳しい相場となりそうです。

今週から来週の相場は、
年後半の相場を占う重要な時期と言えそうです。

ちょうど、3月決算企業の第1四半期決算もあるので、
今週は本気で相場に注目してます。

突破できれば一安心ですが、
もし突破できないとなると心配ですね。

そもそもの話として、今年に入って、
日本株市場のトレンドは少し変化していると感じています。

2012年にアベノミクス相場が始まってから、
大きなトレンド転換もなく、ずっと上昇トレンドが続いていました。

しかし、今年に入り、上げ下げを繰り返しながら、
徐々に下値を切り下げており、
トレンドが変わった可能性が少なからずあります。

これまでのように上昇トレンド前提のトレードではなく、
下落トレンド前提のトレードを整える必要がありそうです。

上昇トレンド下では、少し株価が下がっても、
買いたい投資家が多いので、すぐに株価は反発します。

そして、その反発の勢いも強く、大きな株価の反発が期待できます。

その一方で、下落トレンド下では、
買いたいと思う投資家は少ないので、

株価が少し下がると売りが売りを呼びさらに株価が下落したり、
株価の反発の勢いも小さい可能性が高いです。

上昇トレンド下と下落トレンド下ではトレードのスタンスが変わるので、
今後は、そのあたりを意識したトレードをしていくつもりです。

また、システムトレードでも、機能する売買ルールに変化が出ています。

順張り戦略といった上昇トレンドに強いルールは鳴りを潜め、
空売り系売買ルールの成績が非常に良い状況が続いています。

今後下落トレンドが本格的に到来する場合には、
さらに空売り系売買ルールの存在感が強くなるでしょう。

長らく上昇トレンドが続いていたので、
そこまで注目されていなかった戦略ですが、

2022年後半以降はメインの戦略となる可能性は高いでしょう。

システムトレードは売買ルールの条件通りに、
淡々とトレードを行う投資手法ですが、

売買ルールにも相場によって得意や不得意があります。

よって、売買ルールを使って運用する私たちは、
相場に合わせた売買ルールの用意が必要です。

下落相場で利益をあげられる戦略を、
本格的に始まる前にしっかり用意する必要があります。

みなさんは下落トレンドに強いルールは持っていますか?
持っていなければ、まだ始まっていないうちに用意したほうがいいですね。

本格的な下落トレンドが始まってからだと、もう遅いです。

先回りが大事ですね。

 

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。