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From；平山修司
東京の自宅より、、、
『要注意！！2014年の相場』と言った矢先から・・・
まさかこんな展開になるとは思いませんでした。
2014年の株式市場は波乱含みでの
スタートとなりましたね。
1月6日の大発会の日経平均株価は、
約400円近くも株価が大きく下落しました。
例年、大発会の日は
株価が上昇する日が多かったので、
さすがの私も少し驚きました。
昨年12月は、力強く株価が上昇していましたので、
もしかするとその反動で
短期的には株価が調整する可能性があるかもしれません。
だから、当然と言えば当然の流れなのでしょう。
しかし、そのように短期的に下落する場面では、
ファンダメンタルズ分析面で見て、
投資妙味が出る銘柄があると思っています。
それは、今月下旬から来月上旬に予定されている
決算発表に注目した投資が面白いのではないかと考えているのです。
今月下旬から来月上旬に発表される決算発表は、
3月期決算の企業が多いです。
つまり、今回の決算発表は、
「2013年4月～12月」の売上と利益を発表するということです。
言い換えれば、1年の3/4を消化した段階での
売上と利益が報告されるということですね。
ということは、、、
3/4を消化していますので、
もし、この期間で売上と利益が好調に推移している企業があれば、
きっと、業績予想を「上方修正」くるでしょう。
そして、、、
私は、今年に関しては、この「情報修正」してくる企業が多いのではないかと予測しています。
その理由は「アベノミクス効果」です。
今期の業績予想というのは、
昨年4月末～5月中旬にかけて作成されたものです。
つまり、昨年4～5月の時点で、1年先の予測をしているのです。
ちなみに、昨年4～5月頃というのは、
安倍政権が誕生して、約半年しか経過していませんでした。
新政権が誕生して、株価はどんどん上がるものの、
実体経済に目に見えた変化が感じられなかった時期ですので、
「アベノミクス」自体には、企業も疑問を持っていました。
それに加えて、、、
昨年の4月まで、為替が90円から95円くらいで推移していましたので、
為替予想も今より円高傾向で見込んでいる企業が多いはずです。
ということは、今より円高傾向で見込んでいますので
今期の業績予想は、保守的な数字の可能性が高いのです。
つまり、今期の業績予想というのは、
このように「アベノミクスへの疑問」と「保守的な数字の見込み」の
2つの要因が絡み合った時期の予想なのです。
それが、フタを開けてみれば…
賛否両論あるものの、アベノミクスは効果は、
思った以上に効果を発揮し、大方の予想を良い意味で崩したでしょう。
だからこそ、
今回の決算発表では、約1年前に保守的に見てしまった数字を
上方修正してくる企業が増えるのではないかと、私は予測しているのです。
もし、そうなれば、この「上方修正」をかけてくる銘柄を狙って
トレードするのが、一つのアイデアとして浮かぶでしょう。
おそらく、ここには利益を上げるチャンスが
眠っているのではないかと思います。
ただ、、、
ここで問題なのが「いかにして、上方修正する銘柄を見つけるか？」です。
いくら、それがトレードチャンスだと分かっていても、
上方修正する銘柄が見つからなければ、利益を得ることはできません。
そこで、次回は、
その「上方修正しそうな銘柄を探す方法」をお話ししましょう。
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