トレーダーのあなたも、既にギャンブル依存症と同じ〇〇中毒かもしれません・・・



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こんにちは、夢幻です。

先週、お話したドジャース大谷翔平選手の専属通訳の水原一平氏の違法スポーツ賭博疑惑。

翌週、初めて大谷選手自身が記者会見をし、違法賭博への関与を全否定しました。

違法ブックメーカーへの送金も自身が行ったものではなく、水原一平氏が独断で送金したもので、まさに大谷選手にとって本件は”寝耳に水”の状態だったようです。

今後、大谷選手にどのような処遇になるのかは、MLBを主体とした様々な組織の調査によって明らかになると思いますが、大谷選手の主張が真実ならば最悪の事態は免れそうです。

さて、水原氏は開幕試合後のチームミーティングで自身がギャンブル依存症であることを告白したそうです。

ここで、気になるのは、何故、大谷選手の専属通訳でもあり、高額の収入のあり、地位も名誉もある水原氏が年収の10倍近くもの借金を背負うような、そして、それを信頼を裏切る形で大谷選手の口座のお金を着服したのかという事です。

正常な判断が出来ていれば、割に合いませんよね。
事が明るみになったら犯罪行為ですべてを失う事になるわけですから。

しかも、水原氏は”自分にはギャンブルの才能はない”と語っており、
自分は損すると分かっていて、それでも手を付けてはいけないお金に手を付けてギャンブルをする、という非常に理解し難い行動を続けていて、典型的なギャンブル依存症です。

そして、このギャンブル依存症は我々トレーダーも陥る可能性があります。

当初、(自分も含め)多くのシステムトレーダーは”ギャンブル依存症”にはならないだろうと、考えていました。

何故なら、当然、我々は事前検証から仮説を立て、それなりの勝算があってトレードしていますから、ギャンブルをやっているという認識はないはずです。

ギャンブルをやっているわけではないから、ギャンブル依存症になるわけない、とこういう理屈です。

更に、ギャンブル依存症は本来ギャンブルというのは胴元が勝つように出来ているわけですから、大半の参加者はやれば、やるほど”負けを取り戻そう”として陥るものだと考えていました。

ギャンブルをやる→勝ったり負けたりする→トータルでは負ける→負けを取り戻そうとする→またギャンブルをやる→(最初に戻りループ)

実は、この解釈は正しくなく、ギャンブル依存症になる過程というのはギャンブルを繰り返しやること、つまり”頻度”が重要です。

ギャンブル依存症は、ギャンブルによる刺激が度々繰り返される事により刺激中毒になるという事です。

この”刺激中毒”の要因として関係しているのが、脳内で放出される神経伝達物質でドーパミンというホルモンの一種です。

ドーパミンは集中力・やる気をコントロールし、幸福度を高め本来は必要であるホルモンとしてご存じの方も多いでしょう。

なぜなら、ドーパミンは楽しいことや好奇心が働いている時、興奮状態の時に脳内放出されるホルモンだからです。

そして、ギャンブルのような賭け事に興じている時も、それが未知のものであればこのドーパミンが大量に放出されています。

では、このギャンブラーはどのように、この刺激中毒に陥っていくのかというと、ギャンブルを繰り返しているうちに、脳はドーパミンが放出され続けているのが普通だと認識するようになります。

こうなると、普段の私生活ではドーパミンが少なく、ギャンブル以外の時間が退屈でつまらないものとなります。
一方で、脳はドーパミンが足りないと判断し、ギャンブルを求めるようになるというわけです。

この状態になると、ドーパミンを放出させる事が最優先となり、他の生活や仕事などでの優先度が下がっていき、ギャンブル自体が人生の最優先事項となり、ギャンブルをやるためなら平気でうそもつくし、借金もするといった状態に陥ります。

こうしたドーパミンによる刺激中毒は、ギャンブルのほかにも麻薬依存、セックス依存など広義に渡れば様々なものがあります。

いずれも、過度な刺激を続ける事によるドーパミンの制御不能といった状態といえます。

これは、トレーダーにとっても同じことが言え、トレードにより日常に無い、刺激を繰り返す事、つまり”頻度”を高めるとトレード依存症のような刺激中毒になります。

・トレードをしている時間がスリリングで楽しい
・トレード(シグナル)が無いとつまらない
・トレードの損益の振れ幅が大きいと興奮する
・トレードの結果が気になって仕方ない、仕事に集中できない

こんな兆候があったら、既にトレード依存症になりつつあるかもしれません。

長くなったので、次回に続きます。

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。