株価が上がるメカニズム【西村剛】

2024.04.12

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上がる株を見つけたい！
投資家なら誰もがこう思うはずです。
ただどういった株が上がるのか？
を考えた時に初心者はあまりピンと来ないかもしれないでしょう。
ちょっと難しいですが、株価を数式で表すとこのようになります。
株価＝PER×EPS（1株当たり利益）
株価が上がるためには・・・
・PERが10倍から20倍のように上がる
・EPS（1株あたり利益）が上がる
この２つの要因で考えることが重要です。
１つめのPERが上がるというのは
・投資家の評価が上がる
という意味合いを持ちます。
ＰＥＲが低い銘柄は言い換えるならば投資家からの評価が低い銘柄です。
ＰＥＲが低く投資家からの評価が低い銘柄が、材料をきっかけに急騰することもよくあります。
またすでにＰＥＲが高い銘柄でもさらに人気化し株価が上昇するなんてこともあるでしょう。
このように考えるとＰＥＲが投資家からの評価であり、ＰＥＲが低い＝投資家からの評価が低い銘柄のなかから、将来、投資家からの評価が上がりそうな銘柄を選ぶのが株価上昇が期待できる銘柄選びの一つでしょう。
２つめのEPS（1株あたり利益）が上がるというのは
・業績（利益）が上がる
という意味合いを持ちます。
単純に業績がどんどん良くなる銘柄は長期間で見ると株価が上がりやすいと言えるでしょう。
長期投資の鉄則は増収増益銘柄を選ぶというのは、EPS（1株あたり利益）が上がる銘柄は株価が上がりやすいという観点で見ると正解でしょう。
このように株価を数式で見ると、どのような点に着目して銘柄を選べばいいか分かるかと思います。
ちょうど4月後半からは決算発表シーズンです。
ぜひ今回の内容を参考に銘柄選びをしてみてくださいね。
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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。