資金量2倍で利益2倍?



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

今よりも・・・

「資金量を2倍にすると、利益は2倍になる」

 

さて、これは正しいでしょうか・・・?
それとも、間違っているでしょうか・・・?

さ~、あなたの答えはどちらでしょうか。

これは、ある意味ひっかけ問題であり、
「陥りやすいワナ」でもあります。

こう言ってしまうと、答えは分かってしまいますよね(笑)

 

さてさて、

なぜ、こんな質問を、あなたにしているかと言うと、
先日、私の特別プログラムの受講生の方から、
このような質問を受けたのです。

 

「そろそろ、システムトレード始めて半年が経過しました。
システムトレードのおかげで、順調に資金が増えています^^

そこで、そろそろ運用資金を増やして、本格的にシステムトレードで
資金を運用していこうと思うのですが、何か注意することはあるでしょうか?」

 

いや~、システムトレードの良さを体感し、
しかも、順調に資金が増えていると聞いて、非常に嬉しいです!
私も毎回必死にレクチャーしているかいがありますね。

こういった言葉をいただく瞬間というのは、
私の心が一気に充実します。

本当に嬉しいです!!

 

と、、、嬉しさばかり話していてはいけませんね。
しっかりと、このご質問に回答しましょう。

 

「何か注意すること・・・」

それは、もちろんあります。

もしかすると、あなたもそうかもしれませんが、、、
システムトレードで順調に資金が増えているということは、
何回も何回も検証して、自分で納得いく売買ルールが完成している証拠だと思います。

そして、自分が納得できる売買ルールですので、
シグナルを疑うことなく、その通りにトレードできていることでしょう。
だから、順調なのですよね。

 

でも、、、

ここで本当に注意していただきたいのが

「順調だから、資金を増やせば、もっと利益が上がるのではないか?」

と思ってしまうことなのです。

 

パッと考えると、理屈上はそうなりそうですよね。

 

でも・・・

実は、システムトレードというよりトレードの世界では、
このパッと考えた理屈通りにはいかないものなのです。

 

それは、なぜか???

その理由は、たった一つです。

「資金量を2倍にすれば、利益が大きくなる一方で、リスクも大きくなるから」

これです。

 

ただ、これだけ聞くと「えっ?それの何がいけないの?」と思いますよね。
これから、お話しすることを、よく聞いてくださいね。

 

実は、先ほどの「リスクが大きくなる」という部分がやっかいなのです。

字面通りに捉えれば、
「利益が大きくなるのだから、リスクも大きくなるのは当然だろ~」と思うかもしれません。

 

ですが、、、
実際に、この場面に出くわすと
「自分のリスク許容度を超えている」という事態に陥ることが多いのです。

 

シンプルに考えて、いま運用しているもののリスクが50万円だったとしましょう。
ということは、単純に2倍すると「100万円」です。
もし、リスクが1000万円だったら「2000万円」です。

 

いかがですか?

いくら、利益が大きくなるからと言って、
リスクも大きくなることに許容できますか?

 

そうなのです。
これが、陥りやすいワナなのです。

 

しかも、

デイトレ型や新興市場銘柄が中心の売買ルールですと、
保有期間が短く、流動性が低い銘柄が多いことから、
資金量が多いと「自分でマーケットインパクト」を起こす可能性があります。

だから、1銘柄当たりに投資額を調整しておかないと、
資金を2倍にしたからと言って、利益が2倍になるとは限らないのです。

 

では、資金量を増やしたいときは、どうすれば良いのでしょうか?

やはり、そのときは増やした資金量を想定して
もう一度、検証をする必要があります。

もし、2倍にするのであれば、きちんと2倍にして検証します。

 

そうすると、案外思ったような検証結果がでなくて
驚くかもしれません。

そうなったら、1銘柄当たりの投資額を調整するなどして、
売買ルールを改良する必要があるでしょう。

そして、資金量の増加に伴い、リスクも増加しますので、
自分のリスク許容度を超えていないか、しっかりと確認してください。

もし、その許容度を超えていたならば、
絶対に、改良を加えて、許容度内におさまるようにしておきましょう。

 

トレードの成功には「継続」の要素が不可欠です。

仮に、あなたのリスク許容度を超えてしまうと、
それは「継続」に支障がでるでしょう。

そうなってしまっては、せっかく資金量を増やしても
意味がありません。

 

だから、いま調子が良いからと言って、
単純に資金量を増やすことは、やめておきましょうね。

増やす場合は、しっかりと検証し、
リスク許容度を超えていないか、確認しておきましょう。

「陥りやすいワナ」にひっかからないためにも、ぜひ実践しましょう!

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

2 件のコメント

  • 佐藤 洋子 さん

    コメントありがとうございます!

    「マーケット・インパクト」の意味は、

    「自分の取引によって、
    市場価格(株価)を動かしてしまうこと」です。

    例えば、1日で1,000株程度しか
    取引されていない銘柄があるとします。

    この銘柄を一気に5,000株を成行で発注したとすると、
    買いの株数が多すぎて、株価を押し上げてしまうことがあります。

    「短期間」で「流動性(取引の活発度)が低い銘柄」を、
    「大きい資金を使って取引」すると、
    思わぬ方向に株価を動かしてしまうことがあるということです。

    言い換えますと、

    「買うときには株価を押し上げてしまい、
    売るときには株価を押し下げてしまう」

    可能性があると言うことです。

    このような状態になることで、思ったように成果が
    出なくなってしまう可能性があるということをお伝えしています。

    ぜひ、ご参考にして下さいね!

    引き続き、メールマガジンを楽しみにして頂ければと思います!!

  • お早うございます。メルマガを楽しみに読ませて頂いてます。

    今日のメルマガに出ていました「マーケットインパクト」の意味を教えてください。

    資金量を多くするとリスクも大きくなることを肝に銘じてトレードをしていこうと改めて思いました。

    ありがとうございます。

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