ウクライナで株価どうなる?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
東京の事務所より、、、

 

ウクライナ情勢の緊迫化で
株式市場も様子見ムードがひろがってきました。

その状況に心配な人も多いと思います。

そこで、今後の株価動向を抑える意味でも、
現状を把握しておきましょう。

 

この「現状把握」ですが、
案外多くのトレーダーが見落とすことです。

現状を、事実として把握するのではなく
「何となく」でとらえがちです。

「事実」でとらえるか「何となく」でとらえるかは、
結局、最後の最後の利益確定の場面など、瀬戸際で差が出ます。

「事実」でとらえている人は、
自信をもって意思決定できますが・・・

「何となく」でとらえている人は、
結局、そこで何となく意思決定をしてしまい、

利益が出るか、損するかは、天に任せるという
まさにギャンブルになってしまうのです。

だから、あなたは、ここでしっかりと
「事実」をふまえて、現状把握をしておきましょう。

 

さて、この現状分析で一つカギになるのが

「需給面で日本株」

です。

 

そして、そのポイントは、

「外国人投資家が買っているのか?売っているのか?」

でしょう。

 

いつもながらですが、
日本株の二大投資家「個人投資家」「外国人投資家」の
「外国人投資家」の動向を抑えるのは重要なのです。

まず、短期的な外国人投資家の動向が反映されている
「外資系証券会社寄付き前動向」を確認しましょう。

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

 

これを見る限り、
3月に入り、売り越しが続いています。

やはりウクライナ情勢の緊迫化を受けてなのか、
外国人投資家の投資行動が2月と比べて
売り優勢に変化しているように思われます。

 

次に、中期的な外国人投資家の動向が反映されている
「投資主体者別売買動向(週間)」を確認しましょう。

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
(『投資主体別売買動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

 

週間データを見てみると、

2月2週は大幅な売り越し、
2月3週(直近週間)は小幅買い越しです。

ただ、2月3週の買い越し金額は小幅で留まっています。

つまり、全体では売り越しの金額が大きいです。

 

最後に、長期的な外国人投資家の動向が反映されている
「投資主体者別売買動向(月間)」を確認しましょう。

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
(『投資主体別売買動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

 

月間データを見てみると、

1月は大幅な売り越しで、
昨年までの買い越し基調からは変化している点が特長です。

これを見る限り、長期的にも外国人投資家は売り越し基調に変わった可能性があります。

 

以上をふまえると、
外国人投資家の日本株に対する動向は

○短期では売り
○中期では売り
○長期では売り

というように考えられます。

 

短期に関してはウクライナ情勢の緊迫化から
一時的に株が売られているだけ可能性もあります。

 

ただし、中長期的に見ると、
すでに「売り」が主体になっている可能性が高いです。

もし、昨年の株式市場のように上昇トレンドを描くのであれば、
中長期は「買い越し」になっているか、これから買い越しに転じる必要があるでしょう。

ただ、現状がそうではないということは、
トレンドが変わる可能性が十分にあるということです。

昨年の株式市場が良かっただけに、
その感覚は捨てて、今年は昨年とは全く違う環境だと考えたほうが良いでしょう。

 

しかし、、、

私たちシステムトレーダーは、

外国人投資家が買い越しになろうが、売り越しになろうが、
株価が上がろうが、下がろうが、

日々、シグナル通りに淡々とトレードを続けるだけです。

 

現状把握をする限り、
これから、ひと波乱あるかもしれません。

 

ですが、

それは私たちには関係ない話ですので、
いつもと変わらず、シグナルだけを見て、腰を据えてトレードしていきましょう。

それが、私たちシステムトレーダーにとっての
「最強の戦略」です。

hls-tsuishin4

 

 

■追伸

たつじん2【3連覇の西村剛の買う銘柄は?】
「株-1グランプリ」グランドチャンピオン大会で
前人未到の3連覇達成の西村剛が買う銘柄を、こちらで配信中です。
長期的視点で安定的に利益を上げたい人にオススメですよ⇒詳細は、ここをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。