資金量の陥りやすいワナ



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From;西村剛
東京の事務所より、、、

 

「運用資金が増えてきたのだけれども、
今の売買ルールをそのまま使ってよいでしょうか?」

 

最近このような質問をよくいただきます。

アベノミクス効果で資金が倍増して、さらに力を入れ、
「システムトレードで運用するぞ!」と考えている方が増えているのかもしれません。

もしかすると、あなたもその一人かもしれませんので、
今日は、その質問の回答について共有したいと思います。

 

最低でも過去20年間分の株価データと使い、
長期間に渡って安定的に利益を上げる確率が高いと検証されている売買ルールの場合、
資金量を増やしたからといって、成績が大幅に悪化することは少ないでしょう。

 

ただし、資金量が増えるということは、
それだけ投資する額が増えますので、単純に考えて「リスク」も増えます。
だから、1つだけ十分に注意しておかなければならないことがあります。

 

それが・・・

「1銘柄あたりの投資金額が実際に運用できる金額に収まっているかどうか」

ということです。

 

資金量100万円を、5銘柄に分散して運用した場合、
1銘柄あたりの投資資金は、100万円÷5銘柄=「20万円」です。

おそらく、これくらいの金額でしたら、
成行注文でもほとんどの銘柄が問題なくなく発注できるでしょう。

 

では、資金量が1000万円になったらいかがでしょうか?

資金量1000万円を5銘柄に分散して運用した場合、
1銘柄あたりの投資資金は、1000万円÷5銘柄=「200万円」です。

 

さすがに、この数字は少し躊躇してしまいますね。
それは、なぜでしょうか?

 

もちろん、東証1部の大型株で運用する売買ルールの場合であれば、問題ありません。
ですが、トレード対象の銘柄が新興市場のものが多い場合はいかがでしょうか。

仮に、1銘柄200万円で運用し、
成行注文でトレードしたとしましょう。

すると、このようなことが起きる可能性があります。
それは、自分の注文で株価を大きく動かしてしまう恐れです。

 

そうです。
いわゆる「マーケットインパクト」ですね。

これを回避するには、その銘柄の板情報を見て
いくらだったら成行注文で発注を出せるかを確認する必要があります。

そして、その金額以上にならないように資金管理を調整する必要があるのです。

 

ですので、資金量を増やして運用する場合、

「1銘柄あたりの投資金額が実際に運用できる金額に収まっているかどうか」

を確認する必要があるのです。

 

ちなみに、私や斉藤正章さんが愛用している検証ソフト「システムトレードの達人」では、
「出来高による制限」が機能として搭載されていますので、これを上手く使うと良いでしょう。

 

どれくらいが妥当か分からない場合は、

【「出来高による制限」をシグナル当日の出来高の「0.2%」を上限とする】

にしてみましょう。

 

そうすれば、実運用が可能な金額にしか、
1銘柄に投入されない仕組みになっています。

これを上手く活用すれば、たとえ資金が増えても
上手く対応して運用できるでしょう。

ぜひ、この悩みにぶつかっている方は、試してみてくださいね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。