逆張りの欠点?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

システムトレードと言えば・・・

「逆張り」

 

もしかすると、私たちの中だけかもしれませんが、
システムトレードから連想するのは、

きっと、この「逆張り」でしょう。

 

ただ、この逆張り、、、

一つ、大きな欠点があるのです。

「えっ!!!」

と思うかもしれませんよね。

それは、いったい何なのでしょうか?

 

今日は、その逆張りの欠点について
お話ししましょう。

 

あえて、単刀直入に
答えを言ってしまうと・・・

逆張りで仕掛けるタイミングは、
普通のトレード法で考えたら、

「どこを見渡しても悪い材料しかない」

という状況なのです。

 

つまり、普通のトレーダーであれば、
怖くて、手を出せないタイミングなのです。

いえ、「手を出さない」と言ったほうがよいでしょう。

 

だから、システムトレードを始めたばかりの人は、
他の売買ルールに比べ勝率が高く、高い利益が期待できる

この逆張りを使いますが・・・

いざ、シグナルが発生すると、

「怖くてトレードできない・・・」

という状況に陥ってしまうのです。

 

不思議ですよね?

他の売買ルールに比べ勝率が高く、
高い利益が期待できるのに、

いざ、シグナルが出ると「怖さ」が先にきて、
チャンスをつかめないのです。

 

例えば、この逆張りは、
こんなタイミングのときに、シグナルが発生します。

○エボラ出血熱が蔓延して世界がパニックになり、株価はもっと下がるのではないか・・・
○世界同時株安が続いて、もっと株価が下がるのではないか・・・
○消費税増税で景気が悪化し、株価がもっと下がるのではないか・・・

いわゆる、株価暴落のタイミングです。

 

ホント、「どこを見渡しても悪い材料しかない」状況ですよね。

それこそ、裁量トレーダーの人たちが、
決して、手を出さないタイミング、、、

それが、逆張りを仕掛ける最高のタイミングなのです。

 

だから・・・

今はシステムトレーダーでありながらも、
もともとは、裁量トレーダーの方が多いのが事実ですので、

どうしても、過去の記憶で

「なぜ、このタイミングで仕掛けなければならないんだ!」

と疑問や恐怖感に襲われてしまうのです。

 

もちろん、

システムトレード中上級者の皆さんは、
このカベともいうべきところを乗り切っているので、

裁量トレーダーの多くがパニックになって
どうして良いか分からない状況下で、

たんたんと仕込みを続けて、
株価が戻ったタイミングで大きな利益を上げているのです。

 

しかし、、、

そのカベを乗り切らなければ、
いくらシステムトレーダーになっても、
利益を上げることはできません。

だから、どうしてもここは乗り切らないといけないカベなのです。

 

ただ、そうは言っても、

今までしているたのは「裁量」トレードであって、
今しているのは「システム」トレードです。

読んで字のごとく、しているトレードが違うので、
全く別物として考えれば、このカベはカベというものでもありません。

 

システムトレードとは、

統計データに基づいて、優位性の高い戦略を導きだし、
それにしたがってトレードするものです。

しっかりと、データに裏付けられたトレード法です。

 

ですので、、、

そのデータに基づいた方法と、
データを無視した「カン」という裁量でトレードする方法の
どちらが確実性が高いかを考え、どちらの方法を選択するかだけなのです。

 

きっと、

日々熱心に勉強しているあなたであれば、
その選択肢は一つしかないでしょう。

 

だから、あとはその選択肢に従って
トレードするだけなのです。

 

ただ・・・

そうは言っても、
いきなりこれまでの方法とは違う方法を実践するのは怖いですよね?

私も鬼ではないので。。。

「何が何でも、シグナル通りトレードしろ~~~!」

とは言いません。

 

もちろん、

あなたが、「トレードするのが怖い」と思ったら、
無理にトレードする必要はありません。

 

ただ、その代わり、一つやっておいてもらいたいことがあります。

それは・・・

「シグナルが出た銘柄の株価の動きをメモしておくこと」

です。

 

このメモを残しておくと、逆張りが、
しっかりと、利益を上げられる戦略であるということが分かります。

もちろん、勝率100%ではありませんので、
シグナルが出た銘柄のどれか1つではなく、全体を見ておきましょう。

そうすると、逆張りが
本当に「利益を上げやすい戦略」だということが分かります。

それが分かれば、
次のチャンスでは、「どこを見渡しても悪い材料しかない」状況であっても、

しっかりと、トレードできるようになるでしょう。

 

これ、案外あなどれない方法ですので、
暴落局面で、怖くてトレードできないというシステムトレーダーのあなたは、
ぜひ、実践してみてくださいね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。