こんなときに日本株を売ってるのは誰?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

こんなときに日本株を売るのは誰だ~~~~!!!!

昨日の株式市場を
しっかりと見ていた個人投資家のあなたは
そんな心境だったかもしれません。

もしかしたら、

「だれだ!後場に売っているは(#`Д´)ノゴルァァァァァ!!」

なんて激怒している人もいるかもしれませんね。

 

さすがに激怒は冗談ですが・・・

でも、日本株市場が
「日銀の追加金融緩和」発表以来、急上昇しているのも関わらず、

何で、こんなときに売ってしまうんだ?

そもそも、誰がこんなときに売ってしまうんだ?

よくよく考えると、
そう思う人も多いかもしれませんよね。

 

昨日(11/6)の日経平均株価は反落しました。

日経平均株価は、
前日比マイナス0.86%の16792円48銭、

東証マザーズ指数は、
+1%の942.50ポイントでした。

ただ、ここで注目したいのは、
一日の株価の動きです。

 

ここのところ、

日経平均株価は、前場こそプラスで推移したものの
後場に入り、利益確定に伴い先物に大口の売り注文が
入りマイナスに転じる

こういったことが続いています。

あっ、そうそう、
誤解のないように先にお伝えしておきますが、
システムトレーダー西村としては、日中の株価の動きは
特別注目していませんからね。

システムトレーダーは、
日中動く株価を見ることなく、シグナルだけ見て
淡々と売買するだけですからね。

 

さて、話を戻しますが、

前場では、日経平均株価1万7000円台になり、
お昼のニュースなどでは、ちょっとしたお祭り騒ぎになってします。

 

しかし・・・
後場に入り、ストーンと落ちる。

株価の動きの形状だけ見ると、
ジェットコースターのように、

上がって~~~~~~~~~~~~~
下がる~~~~~~~~~~~~~~

まさに、そんな状態です。

 

考え方によっては、
前場でこれだけ上がっているのだから、
もっと粘ってもられば、もっともっと株価が上がるのではないか?

そんなことを思ってしまうかもしれません。

そうなれば、あなたの利益も上がっていきますので、
そう思っても仕方がありません。

 

ですが・・・

誰かが売っているせいで、思った以上に株価が伸びない・・・
誰かが売っているせいで、利益が思ったより少ない・・・

そんな思いを、この数日でしている人もいるでしょう。

 

実は、その裏側に隠れたのが、

「先物に大口の売り注文」なのです。

では、その注文を出しているのは、
いったい誰なのでしょうか?

 

その答えは、
『先物の投資主体者別売買動向』にあります。

現物株と同様に先物も大阪取引所が
「投資主体者別売買動向」を発表しています

http://www.ose.or.jp/market/statistics/investment_derivative
(『投資部門別データ | 大阪取引所:Osaka Exchange』より引用)

 

10月第4週の日経225miniの投資主体者別売買動向をみると、

○個人投資家:549億円の売り越し
○海外(外国人)投資家:587億円の買い越し
○信託銀行:5億円の売り越し

でした。

 

ちなみに、現物株の投資主体者別売買動向は、

○個人投資家:691億円の売り越し
○海外(外国人)投資家:257億円の買い越し
○信託銀行:1580億円の買い越し

です。

 

とうことは、、、

単純に合算すると、こうなります。

///////////////////////////////////////////

○個人投資家:1240億円の売り越し
○海外(外国人)投資家:844億円の買い越し
○信託銀行:1575億円の買い越し

///////////////////////////////////////////

 

この数字をみると、
先週の日銀バズーカ砲相場のときに先物を買っていた外国人投資家が、

いったん、その影響からくる上昇が終わったとみて
買っていた先物を手仕舞った可能性が高いでしょう。

誰か?の正体は、外国人投資家の可能性が高いでしょう。

 

しかも、、、

新聞などで「歴史的大敗」とまで書かれてしまいましたが、
ちょうど米国の中間選挙が終ったタイミングです。

この影響で、外国人投資家の投資スタンスが変わった可能性もあります。

そうなると、株価に再び一波乱あるかもしれません。

そういった意味では、
日々発表されている『外資系証券寄付き前動向
に変化が出ないかどうか注目しておくと良いでしょう。

しっかりと、この指標で数字を抑えておけば、
ちょっとした変化でも気が付くことができ、
トレンドの転換を上手く掴むことができるでしょう。

 

ただ・・・
例のごとくですが、システムトレーダーである私たちは、

日経平均株価が前場に上がって、後場に下がろうが、
日中の株価の動きは関係ありません。

もちろん、日中というよりも
日々の株価がどうなろうが関係ありません。

関係あるのは、過去20年分の株価データから
導いた有効な売買ルールを使って、

日々出てくるシグナル通りに売買するだけです。

株価がどうこう関係なく、
たったそれだけで、思ったように株価が動かないストレスなど
全くなく着実に利益を上げることができるのです。

ただ、こういった情報を掴んでおくと、
トレンドの転換を掴む意味では良いので、ぜひ押さえておいてくださいね。

 

あっ、そうそう・・・

日本株を売っているのは誰だ?と言いながら、
先物の話をしていますが、

先物と株の関係については、この記事を参考にすると良いかもしれませんね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。