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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
2015年は、新年早々
あまり株価の調子が思わしくありませんね。
いったい、どうしてしまったのでしょう？
と、、、
言っても、株価は誰が決めるわけでもないので
そんなことを言っても仕方がないのですが・・・
昨日も日経平均株価が大きく下落したこともあり、
このまま株価は下落し続けてしまうのか？
と心配している方も多いでしょう。
そこで、、、
今回は、今の株式市場をふまえて、
これからの「株価上昇のポイント」を紹介します。
まず、現状をしっかりと把握しましょう。
昨日（1/14）の株式市場は、
大きく下落しました。
日経平均株価は、
前日比マイナス1.7％の16,795円96銭、
東証マザーズ指数は、
前日比マイナス0.6％の892.94ポイント
で終了しています。
この下落の要因は、
一部報道でも流れているように、
原油価格の下落トレンドが要因です。
その下落トレンドの継続に嫌気し、
米国株式市場が下落し、そこから為替が円高方向に動いていることから、
日本株も連動して下落しました。
まだ、新年の株式市場もはじまったばかりなので
いきなり下落が続くと、やはりイヤなものです。
では、これから日本株は上昇しないのでしょうか？
そのポイントは、やはり、
「原油価格」
でしょう。
この原油価格の下げが止まれば、
日本株の株かも反発すると言えるでしょう。
だから、この原油価格は注目です。
ただ・・・
それに加えて、もう一つ注目しておきたいものがあります。
それは、、、
「国際石油開発帝石（1605）」の株価
です。
国際石油開発帝石は、
政府系の原油・ガス開発の国内最大手でです。
この銘柄の株価は、
原油価格に強く連動して動きます。
ですので、
「国際石油開発帝石（1605）」の株価が反発すれば、
日本株全体が反発するとも言えるでしょう。
国際石油開発帝石の株価は、
今のところ、25日移動平均線の傾きが右肩下がりです。
だから、
中期的には、下落トレンドが継続しているといえます。
一方、RSI（9日）は、6.7％まで下落しています。
つまり、、、
短期では売られ過ぎの状態です。
ということは・・・
これらの情報をふまえると、
目先のリバウンドは、期待できると考えれられるでしょう。
ただし、
中期のトレンドが、上昇トレンドに転じない限りは、
日本株の本格的な上昇は、見込みにくいかもしれません。
これまで、あまりこのようなケースがなかったこともあり、
株式市場と原油価格の関係は話すことがありませんでした。
しかし、、、
今回の状況を見て分かるように、
この2つは、密接に関係しています。
さて、最後に一つ、、、
ここで話が終わってしまっては、
システムトレーダーのあなたに何のメリットもありません。
勉強熱心で、優秀なシステムトレーダーである
あなたであれば、もうお分かりだと思いますが、
株式市場と原油価格が密接に関係しているということは、
石油価格の代わりに、
「国際石油開発帝石（1605）」の株価を使って、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「国際石油開発帝石（1605）」の株価が
25日移動平均線を上回っているときだけ、
買いシグナルが発生する
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
というフィルターを使う売買ルールを作るのも面白いでしょう。
このようなフィルターを使えば、
売買ルールの幅も広がりますし、利益のチャンスも広がります。
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西村 剛
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