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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「どうなる？中国株…」
まさに、今の株式市場のテーマはコレでしょう。
この動き次第で、
日本株も大きく動きそうです。
それを象徴するように、
昨日（7/29）日経平均株価は、小幅下落しました。
小幅下落なので、
あまり意識する人は少ないかもしれません。
しかし・・・
一日の動きを見ると、
中国株に日本株が連動してしまっていることが
よく分かりました。
では、いったい
どのような動きが見られたのでしょう？
それを確認するために、
まず、昨日の日本の株式市場を振り返りましょう。
日経平均株価は、
前日比0.1％マイナスの20,302円91銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.4％マイナスの961.82ポイント
でした。
この数字だけ見ると、
小幅下落ですので、特に問題はないように見えます。
しかし、注意したいのがここです。
前場は、前日の米国株式市場の上昇を
受けプラスで始まりました。
ですが・・・
後場に入り、上海総合指数がマイナスになると
日経平均株価も、それに連動してマイナスに転じました。
通常であれば、米国株式市場に連動するところが、
上海総合指数に引っ張られてマイナスになってしまうのでは、
まさに、今の状況の象徴でしょう。
ここから見ても分かるように、
【中国株が上がれば日本株も上がり、中国株が下がれば日本株も下がる】
この傾向が、しばらく続くでしょう。
今、中国株市場では、
先日の暴落で取引停止になった銘柄の
取引停止解除が始まっています。
そして、
個人投資家の狼狽売りによって、
中国株が下落していると考えられるでしょう。
ただ、ここで問題なのが、
この個人投資家の売りが、
「短期的」に終わるのか、「長期化」するのか
それはどちらか全く予測がつかないということです。
というより、
誰にも、それはできないということです。
つまり、、、
今の日本の株式市場は、
本当に、全く分からない闇の中に突入してしまっているのです。
まさに、懐中電灯などの
灯りがないまま、洞窟にいる状態です。
地図もなければ、
どこから入ってきたかもわからない…
まさに、そんな状態なのです。
だから、中国株がこれから
上がるのか、下がるのか、などは全く分かりません。
では、私たち個人投資家は、
このような洞窟の闇の中を
灯りも地図もない状態で、どうやって進めば良いのでしょうか？
理屈としては、こうでしょう。
株価が上がったら、上がったとき用の戦略を使い、
株価が下がったら、下がったとき用の戦略を使い、
株価が維持されたら、維持されたとき用の戦略を使う
ただ、それだけでしょう。
ですが・・・
このことこそ、言うのはカンタンですが、
実行するのは非常に難しいことです。
では、いったいどうやってこのようなことを実現すれば良いのでしょうか？
そうです、、、
それが、私たちの武器である「システムトレード」です。
たまに、今も勘違いされてしまいますが、
戦略、つまり売買ルールは、逆張りなら逆張り一本で
株式市場に挑むと誤解されることがあります。
ですが、、、
優秀なシステムトレーダーであるあなたは分かりますよね？
これがナンセンスなことだということを…
そうです、、、
私たちシステムトレーダーは、
一つの売買ルールだけでなく、株価の状況に合せて
○逆張り
○順張り
○押し目買い
○売りのデイトレード
○買いのデイトレード
などなど、このような代表的な戦略を同時に運用し、
状況に合せて使い分けます。
ただ、使い分けると言っても、
株価を見て、今日はこれだ！と使い分けるのではなく・・・
単純に、シグナルを見れば、
勝手に、その状況に合わせた戦略が選んだ銘柄が分かるので、
株価を見ることなく、全く別世界で売買ができるのです。
しかも、利益も着実に積み上がるので、
ある意味、驚きのトレード法かもしれません。
さて、今はまだ株式市場が大きく動いていません。
だから、今は準備期間としてちょうど良いでしょう。
株価が大きく動いてからは、
ギリシャのときのように株式市場が
感情に引っ張られて大きく動く可能性が大いにあります。
そうなってから準備して間に合いませんので、
しっかりと、今のうちから準備しておきましょうね。
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西村 剛
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