なぜ、1,300円上昇しても利益が上がらない?



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From;西村剛
熊本のホテルより、、、

 

「いや~、この前の暴落では、
システムトレードというか、逆張りのすごさを実感しました。

正直、含み損だらけになったときは、本当に大丈夫なの?
と疑っていましたが…そのあとの利益には驚きました!」

 

と、先日あるシステムトレーダーの方から
連絡がありました。

でも、この話・・・続きがあります。

 

「ただ、納得いかないのは、、、

そのあと、日経平均株価が1,300円も上がっているのに、
ほとんど、シグナルが出なかったのですよね。
だから、利益になりませんでした。

これ、なんでなんですか?」

と。

 

実は、これに関連した質問は、
ここ数日の株価が乱高下する中で、
たくさんいただきました。

裏を返せば、、、

それだけ逆張り戦略がハマった人が
多かったということでしょう。

そこで味を占めれば、
それも当然の反応です。

 

でも、あの周囲の個人投資家が慌てて
右往左往する中、あなたは冷静に利益を上げた一人ですので、

上昇する局面で、
大儲けできないのは不思議ですよね?

 

そこで、今回は、
その疑問にお答えしましょう。

まず、前提となるのが
この2つでしょう。

 

1つ目は、、、
私たちシステムトレーダーは、

「日経平均株価と勝負しているわけではない」ということです。

これはよく斉藤正章さんも言っていますが、
日経平均株価に合わせた売買ルールを作成しているならともなく、

通常そういったケースは少ないので、
日経平均株価がいくら上がろうが、
下がろうが気にしないほうが良いということですね。

 

2つ目は、コチラが重要です。

「全ての相場で完璧に利益を上げることはできない」

と把握しておくことです。

 

反対に言えば、

「全ての相場で利益を上げようとしない」

とも言えるかもしれません。

 

ただ、これはニュアンスですので、
イメージとして掴んでください。

 

例えば、、、
合計損益重視の浅い逆張り戦略を使っている場合、

8月の大暴落時には、
株価の底を打つタイミングよりも
1~2日早めにシグナルが発生したでしょう。

 

ですので、

買い付けてから大きな含み損を抱えてしまい、
株価の底を上手く捉えた「深い」逆張り戦略よりも
結果的に、利益が小さくなってしまったでしょう。

 

反対に、、、

リスクを大きくとり、ドローダウン重視の
「深い」逆張り戦略を使った場合、
8月の大暴落時には大きな利益が上がったでしょう。

 

しかし、、、

9月の下落局面では、シグナルがなかなか発生せず、
9/9(水)の日経平均株価1,300円上昇の局面では、
ほとんど、ポジションを持ってしなかったでしょう。

ですので、利益になることはなかったと思われます。

 

というように・・・

実は、どちらも逆張りのチャンスでありながら、
戦略の特性次第で、利益を上げられる場面が違っているのです。

でも、カンの良いあなたであれば、
こう思うのではないでしょうか?

「浅い逆張り戦略と、深い逆張り戦略を組み合わせては?」

確かに、この2つの戦略をマルチストラテジーで運用すれば、
両方の場面で大きな利益を上げることが期待できそうですね。

 

そうですね、、、

マルチストラテジーで運用すれば、
どちらの場面でも、利益を上げられるようになりますね。

 

でも・・・
ここにも1つ問題があるのです。

やはり、2つの売買ルールを組み合わせる分、
1つの売買ルールの投入資金が分散されますので、
買い付けできる銘柄数が限られます。

そうなると、やはり利益がそれだけ薄くなるのです。

 

ということで、

もちろん、どのような場面でも利益を上げることは
可能と言えば、可能です。

ただ、どうしても、
いいとこ取りになってしまう分、利益は薄くなってしまうのです。

 

じゃ~、システムトレードは、
有効なトレード法ではないのか?

いえ、決してそのようなことはありません。
だって、考えてみてください。

 

はじめからシステムトレードをしていれば別ですが、
以前、もしあなたが違う方法でトレードしていたなら、
この連続暴落のタイミングや、他の時期はどうでしたでしょうか?

・・・そういうことですね。

 

私たちシステムトレーダー以外の
多くの個人投資家は、一発逆転、一攫千金のような利益の上げ方を好みます。

というより、夢見ています。

 

だから、イケイケドンドンの相場では含み益を大きく抱え、
儲かった気になり、もっと株価が上がることを期待して待ち、
ストーンと株価が落ちたときにやられてしまいます。

もしくは、早く売ってしまい残念な気持ちになり、
次こそは!と行くのですが、次はなく・・・
結果的に、一時的に上げた利益を失い、損の道に進んでしまうでしょう。

 

でも、システムトレードはいかがでしょうか?

もちろん、その戦略に合わせた場面でしか利益を上げられませんが、
マルチストラテジーによって、様々な場面で利益を上げれるようになります。

ですが、その利益は必然的に薄くなります。

 

しかし・・・
ここで思い出してもらいたいのが、
システムトレードでトレードすると、

「大きな負けがなくなる」「負けの回数が減る」

というマイナス要因が少なくなることです。

一方で、利益が仮に薄くなっても着実に利益が積み上がります。

 

ということは、、、

以前のトレード法であれば、一気に利益を上げるか、上げたつもりになって、
結局、損をしてしまうでしょうけど・・・

システムトレードであれば、
負けが少ない中で、着実に利益を積み上げていくので、
時間の経過とともに、利益が増えていく

ということです。

 

いかがでしょうか?

この違い。

賢明なあなたであれば、どちらの道の方が
あなたにとって、利益をもたらすか分かるでしょう。

でも、残念ですが、あなた以外の多くの個人投資家は、
あなたが選ばない方を選択し続けて、市場から退場させられるのです。

だから、賢明なあなたは、
その選択した道を信じて、真っ直ぐ進みましょう。

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。