どうなる?明日の郵政IPO



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

「日本株は、アメリカの子分」
「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」

と表現すると、少々誤解を生みそうですが・・・
日本「株」と入っていますので、これは株の話です(笑)

株の世界では、
よくこのようなことが言われていますよね。

 

別の言葉で言えば、

「日本株は米国株に連動する」

ということですね。

 

だから、米国株の動きを見て、
トレードしている人も多いことでしょう。

実際、そのようなものを参考に、
売買ルールを作成しているシステムトレーダーも
多いことでしょう。

 

というように、、、

この日本株が米国株に連動するのは、
私たち個人投資家にとっては、
当たり前のことを言えば、当たり前のことでしょう。

 

さて、なぜこんな話をしたかですが・・・

実は、この休み明けに、
この「連動」が崩れそうなのです。

しかも、この休み明けは、
年末の株価がどう推移するか注目ポイントです。

 

では、その理由をお伝えするためにも、
まず昨日の株式市場を振り返っておきましょう。

昨日(11/2)の日本株は下落しました。

日経平均株価は、
前日比2.1%マイナスの18,683円24銭、

東証マザーズ指数は、
0.4%マイナスの804.66ポイント

で終了しています。

 

下落した要因は、
一つが、先週末の米国株式市場が下落したことです。

そして、もう一つが、
その下落に伴い、為替が円高傾向に動いたことです。

これらが原因で、
日本の株式市場も下落しました。

まさに、冒頭でお伝えした通り、
日本株が米国株に連動した状態です。

とくに、この10月中旬以降は、
その連動の傾向が強まっていました。

 

しかし・・・
この連動が、とうとう崩れそうなのです。

そして、その崩れたときの
日本株の動きが、年末にかけてどうなるかを左右する
注目ポイントなのです。

 

明日(11/4)は、
いよいよ「日本郵政グループ」の上場があります。

7182ゆうちょ銀
7181かんぽ生命
6178日本郵政

の3社が同時上場します。

これが米国株と連動を切り離すきっかけになりそうなのです。
この上場は、それくらい大きなインパクトを与える出来事でしょう。

では、この出来事がどうなれば、
米国株と連動なしに、日本株価が動いていくのか?
それを考えてみましょう。

 

まず、この上場によって考えなければならないのが
この「日本郵政グループ」の銘柄が、
上場時と上場後に、どのように推移するかです。

それは、この4つのパターンが考えられるでしょう。

 

○1.初値が公募価格を上回るのか?
○2.初値が公募価格を下回るのか?
○3.初値以降、株価が上昇するのか?
○4.初値以降、株価が下落するのか?

 

そして、このどのパターンで動くかによって、
今後の日本株の先行きが大きく変わってくるでしょう。

 

では、理想の状態はどれか?

それは、もちろん

◎初値が公募価格を上回り、かつ初値以降、株価が上昇する

です。

 

これは、1番目と3番目の組み合わせですね。

もし、こうなれば、
このIPOで利益を得た個人投資家がいったん利益確定をした後に、
新たに別の銘柄を買う可能性があります。

そうなると、株式市場の流動性が高まりますし、
動くお金も増えるので、日本株全体に大きくプラスになるでしょう。

 

反対に、最悪なのはどれか?

それは、

◎初値が公募価格を下回り、かつ初値以降、株価が下落する

です。

 

これは、2番目と4番目の組み合わせですね。

もし、こうなれば、
含み損を抱えた個人投資家がかなりの数になってしまうでしょう。

そうなると、当然のことながら、理想とは全く反対の状態に陥るので、
株式市場の流動性は悪くなり、日本株全体に大きなマイナスになるでしょう。

 

システムトレーダーの中でも、
余剰資金などで、このIPOに申込んでいるかもしれません。
そうなると、明日は非常に敏感な日かと思います。

仮に、そうでなくても、
この場面の株価の動きは、私たちシステムトレーダーにとっても注目です。

ここでどう動くかが、
ここからの日本株を左右します。

そして、ここはまさにこの上場の結果次第で、
感情で株価が動く良い例になるかもしれません。

そういう意味では、
新しい売買ルールの発想にもつながると思うので、
ぜひ、注目しておきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。