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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「今年の下落相場で、心が折れそうになっていますが、
セミナーと懇親会で同志の皆さんの意見を聞き元気が出ました。」
これは、先日開催した
システムトレーダーズ・ミーティングに参加した
とあるシステムトレーダーからいただいたメールの一文です。
あなたは、この言葉から
いったい何を感じるでしょうか？
また、このような言葉もいただきました。
「ルールを作っていると、どうしても利益を最大化しようとして
ドローダウンがやや大きいことに目をつむってしまいがちです。」
あなたは、この言葉から
いったい何を感じるでしょうか？
ちなみに、このお二人は、
どちらの方も、確実にトップ20％に入るシステムトレーダーであり、
また、トップ1％に入ってもおかしくない成果を上げている
システムトレーダーです。
先日のシステムトレーダーズ・ミーティングには、
総勢70名近いシステムトレーダーが集結しましたが、
明らかに、このお二人はトップトレーダーです。
でも、、、
この言葉。
もしかすると、この二人を目指すあなたには、
信じられない言葉かもしれません。
もしくは、本当にこの言葉を、
そのレベルの人が言っているのかと疑問に思うかもしれません。
ですが・・・
いずれも、それが事実なのです。
では、この二人は、
なぜ、このようなことを実感していたのでしょうか？
おそらく、この二人の話に、
「うんうん、そうだ」とうなずいているあなたは、
きっと、この二人と同じレベルにいるか、
もしくは、まもなく到達する人でしょう。
反対に、
「えっ、そうなの？」と思ったあなたは、
この二人よりも高い成果を上げ、高いレベルにいるか、
まだ、この二人の背中を追いかけるところなのかもしれません。
いずれかは分かりませんが、
仮に、二人の背中を追いかけるところだったとして、
ここからの話はしましょう。
では、そもそも、
なぜ、私が高いレベルだと言っている二人が
こんな話をしているかですが・・・
これ重要です。
その理由は、二人とも
「しっかりと現実を見ている」
からです。
ここ最近、私は本格的下落トレンドに入るので、
その準備が重要だという話を続けています。
そして、その一環として、
先日のシステムトレーダーズ・ミーティングでは、
現役システムトレーダーの芝さんをお招きして、
「リスク管理」を中心にセミナーを開いてもらいました。
ただ、この「リスク管理」という言葉ですが、
パッと聞くと、単なるリスク管理にしか聞こえません。
ですが・・・
冒頭に登場した2人目のシステムトレーダーのように、
下落トレンドにしっかり向き合い現実を見ていると、
自分が思っていたリスク管理と実際に必要なリスク管理に
大きな違いがあることに気が付かされるのです。
もしかすると、セミナー自体は、
単なるリスク管理に聞こえるかもしれません。
しかし、、、
下落トレンドにしっかりと向き合っていれば、
その単なるものも、とてつもなく大きな情報として
受け止められるのです。
ですので、実際に他の方からも、
このリスク管理の話は好評でした。
しかも、あまりここに特化した話を聞くことは、
ありませんからね。
そして、順序は反対になりますが、
冒頭の1人目のシステムトレーダーは、
「今の成績にしっかりと向き合っている」
からこそ、このように実感しているのでしょう。
斉藤正章さんが今年に入りよく言っている言葉ですが、
「今年は、厳密なルールの人ほどやられています。
ただ、今年は異常な株価の動きなので、また通常に戻れば成績は戻ります。」
と言うくらいですから、
今のトレンドは、真面目でしっかりと検証しているシステムトレーダーほど
やられやすいタイミングなのです。
特に、この方は私の教え子ともいえる存在で、
その中でも、トップクラスの真面目さで
それゆえ、短期間でトップトレーダーに仲間入りした方です。
だから、余計に今年の相場に
やられてしまっているのです。
でも、それがシステムトレーダーズ・ミーティングに参加することで、
折れそうになった心が、折れずに前に進む勇気が出てきたのです。
ここからも、やはり他のシステムトレーダーと
色々話すことが重要だということが分かるでしょう。
どんなに素晴らしい売買ルールでも、
短期的には成績が良い期間、悪い期間があります。
なかなか思うような成績に届かなかったりするとき
自分ひとりならばどうしても心が折れてしまうことがあるかもしれません。
そういったときに、
自分と同じようにがんばっている
仲間の姿をみたり、話を聞いたりし、
「自分ももっとがんばらなきゃ」と刺激を受けることで、
継続してシステムトレードが実践できると思うのです。
特にトレードの成功の要素に「継続」は不可欠です。
どんなに良い売買ルールをもっていても、
継続できなければ、利益を積み上げることはできません。
だから、ぜひあなたもこういった機会を利用して、
継続するための一つのきっかけをもっておくと良いでしょう。
ちなみに、このシステムトレーダーズ・ミーティングには、
全国からシステムトレーダーが集結します。
きっと、それはだからこなのでしょう。
ぜひ、次回開催も楽しみにお待ちください！
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西村 剛
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