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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
昨日（6/15）の日本株市場は、
反発しました。
日経平均株価は、
前日比0.3％プラスの15,919円58銭、
東証マザーズ指数は、
前日比3.3％プラスの1033.22ポイント
でした。
14日に大きく下げた反動で、
日経平均株価、東証マザーズ指数ともに反発しました。
しかし・・・
14日の下げ幅を考えると
株価の戻り幅は小さいでしょう。
昨日の記事『日経平均16,000円割れ、これからどうなる？』
で今の日本株は「短期間で株価が大きく下がりやすい状況」だと
お伝えしました。
ただ、昨日は反発したといっても、
依然として、その状況は変わりません。
そして、この状況が変わらないのと同時に、
もう一つ、大きな「事実」が分かりました。
それは、これで完全に
「2013年から始まった上昇トレンドは終焉した」
という事実です。
つまり、ここから日本株は、
今までのような上昇をみ込まないほうが良いということです。
今の日本株市場は、
「英国のEU離脱懸念」
という世界レベルの大きな問題に加え、
「参議院選挙の行方」
「LINEの上場に伴う個人投資家の換金売り」
など国内でも大きな問題を抱えています。
ですので、、、
大きく下がった反動で一時的に上昇する場合はあるにせよ、
3ヶ月スパンで考えると、
なかなか日本株を
本格的に買える状況ではないでしょう。
特に新興市場は、
これまでの上昇相場が14日の暴落で
いったん終わったと考えられることです。
ここから高値を更新しない限り、
下落トレンドが続くでしょう。
短期的には、私はこのような見解をしていますが、
それはあくまでも目先のことなので、
これを受け入れるしかありません。
ですが。。。
とにかく大切なのは、長期で見たとき、
「2013年から始まった上昇トレンドは終焉した」
という事実を、あなたも受け入れることです。
アベノミクスバブルを機に株式投資を始めた方や、
ここ数年で株式投資を始めた方は、
いくら暴落がある中でも、基本的に株価が上昇する環境で
これまできました。
ですので、
「株価が下がっても、いずれ戻るだろう」
という考えに、それほど問題はありませんでした。
だから、仮に損があっても
それほど大きな痛手にはなっていなかったと思います。
しかし・・・
ここからは、環境がガラリと変わるので、
ご注意ください。
というより、これまでの考えを
完全に捨てましょう。
かつてのバブルが弾けたときと同様に
「株価が下がっても、いずれ戻るだろう」と思っていると、
ここから非常に厳しい状況を迎えると考えられます。
以前から、私はそろそろ下落トレンドに突入すると
お伝えしていましたが、いよいよこれが合図かもしれません。
だからこそ、ここから気持ちを切り替えて、
株式市場に挑むことが、あなたの資産を守る上で
必須になるでしょう。
ただ、そうは言っても、
いつもお伝えしていることですが、
株価はこれからどちらに動くかは分かりません。
もちろん、上がる可能性もありますし、
下がる可能性もあります。
ですが、、、
どちらの場合にしても、
従来の動きとは違うと考えられます。
だからこそ、私たちシステムトレーダーは、
これから株価が上がっても、下がっても利益を上げられるように、
これまで売買ルールを必死に作成してきているのです。
つまり、、、
ここからは、周囲の個人投資家が
株価の動きに一喜一憂して、株価が変動するので
私たちシステムトレーダーにとって、大きなチャンスが巡ってきます。
「2013年から始まった上昇トレンドは終焉した」
と聞くと、周囲の個人投資家にとってはピンチですが、
私たちシステムトレーダーにとっては、大きなチャンスです。
だからこそ、ここからはいつも以上に
今まで自分がしてきた努力に自身を持ちましょう。
そして、周囲の声やメディアの情報などに流されることなく、
シグナルだけを見て、忠実に売買することで、
着実に利益を積み上げていきましょう。
ここからが、私たちのチャンスです。
ぜひ、このチャンスを見逃さずに、
自分の努力を信じて、まっすぐ進みましょう。
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西村 剛
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