日本株、ここから14,000円まで下落か?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(7/6)の日本株市場は、
続落しました。

7営業日続伸からの続落です。

一時は、日経平均株価が
約500円下落するなど、
少々危機を感じる状況も見られました。

あの暴落後、順調に株価が回復しつつあった中で続落。。。

 

ですが、、、

昨日の下落幅はやや大きかったこともあり、
何かこう日本株市場に不穏な空気を流す
株価の動きになったでしょう。

 

では、ここから日本株は、
どのように推移する可能性が高いのでしょうか?

昨日に続き、もう一度別の指標を使って、
考えてみましょう。

 

では、これからの動向を考えるにあたり、
まず、昨日の株式市場を振り返ります。

日経平均株価は、
前日比1.8%マイナスの15,378円99銭、

東証マザーズ指数は、
前日比3.0%マイナスの1010.60ポイント

でした。

 

株価下落の要因は、

米ドル為替が1ドル100円台まで円高に進行したことで、
輸出関連株を中心に売り優勢で推移したことでしょう。

 

では、この動きから、
私たちは、いったい何を読み取れるでしょうか?

 

それは、、、

結論を言えば、

「日経平均株価が14,000円まで下落する可能性がある」

ということです。

 

おそらく、私たち個人投資家は、
ここを底値と考えて動くと良いでしょう。

やはり、昨日の動きを見る限り、
お伝えしたように

○今の日本株市場は、暴落後のリバウンドが終了した
○再び長期の下落トレンドに沿って動き出している

ということが考えられます。

また、それに加えて短期のトレンドも、
下落トレンドに差し掛かっている段階だと考えられるでしょう。

つまり、今の日本株は、
「弱い」状態に陥ってしまっているのです。

 

だから、ある種逆張り戦略のようなことを、
システムトレード以外の方法で行っている個人投資家は、
ここから十分に注意が必要でしょう。

 

なぜなら・・・
これが底値ではないからです。

 

ですので、昨日の下落で、

「今が底値で買いどきだ!」

と考えていたら、それは非常に危険なことでしょう。

長期的にみた場合も、短期的にみた場合も、
いずれの場合も、底打ちはしていないと考えられるでしょう。

 

では、なぜそう考えられるのでしょうか?

 

それは、、、

「まだ市場全体が悲観的になっていないから」

です。

悲観的というのは、先日の英国EU離脱のときのように
「パニック状態」で「投げ売り」をするときのことを言います。

よく株をやっていない人からは
「あんなの紙切れだ」とか、何とかだとか言われ、
「博打で損をする」という表現をされたりしますが、

 

冷静に考えれば、、、

株は、ストップ安などがあるので、
ドラマのように、一瞬で全財産を失うということは
まずない話でしょう。

だから、仮に市場がとんでもないことになっても
冷静でいれば良いですし、

この世の終わりでもない限り、
必要以上に下がった株価は、適切な株価に戻る確率が高いもので、
そのままドーンと構えていれば、問題ないはずなのです。

 

ですが・・・

人間は、そんなにロジックで動けませんから、
目の前の暴落する株価を見て、
パニック状態に陥り、悲観的になり
いわば「投げ売り」をしてしまうものです。

すると、ますます株価は下がりますが、
落ち着きを取り戻すと、

「あれっ?何だ、いつも通りではないか・・・」と冷静になり、

再び株を買い始めて、下がった株価は適正株価に戻るのです。

 

では、今の状況はそのようなことに該当しているか?

と聞かれたら、全くそのような状況ではないでしょう。

 

つまり、、、

まだまだ、株価は下がる可能性が高いのです。

特に注目したいのが『松井証券の信用評価損率』です。
これを見ると、昨日時点では「マイナス15.6%」でした。

ちなみに、暴落時などの底打ちの目安は「マイナス20%」です。

ということは、
あと、4~5%分、マイナスに余力を残している状態です。

それを考慮すると、
株価が底を打つタイミングは

「日経平均株価14,000円~14,500円」

だと考えるのが妥当でしょう。

 

だからこそ、私たちはこの目安を元に
ここからは動いていったほうが良いのです。

ただし、いつものことになってしまいますが、
やはり、将来の株価だけは、誰にも分かりません。

ですので、ここが底値になる可能性はあります。

 

しかしながら、、、

昨日お届けした指標の状況や
今日お届けした『松井証券の信用評価損率』などを見る限り、
まだ、不安定な状況は続いています。

つまり、今は日本株にとって、
有利とは言いがたい状況でしょう。

だからこそ、私たちシステムトレーダーは、
周囲の雰囲気やメディアの情報に流されることなく、
シグナルだけを見て、いつもとおりトレードを継続しましょう。

そうすることで、
一番効率よく、そして着実に利益を積み上げることが実感できていると思います。

ぜひ、それを継続して、
周囲の個人投資家が苦戦する中、
私たちは全く別世界で利益を積み上げていきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。