日本株、この上昇は続くのか?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(7/11)の日本株市場は大きく上昇しました。

日経平均株価は、
前日比3.9%プラスの15,708円82銭、

東証マザーズ指数は、
前日比2.5%プラスの987.18ポイント

でした。

 

久々に気持ちの良い上昇です。

今年は梅雨といっても、
梅雨らしい雨はないですが、
その梅雨がはれ、一気に夏になったような
気持ちの良さです。

 

では、この上昇ですが、
なぜ、ここまで急に上昇したのでしょうか?
また、この急上昇は続くのでしょうか?

 

もし、この上昇が継続するなら良いですが、
継続しないのであれば、それは危険です。

そこで、ここからの日本株市場の動向について
私の見解をお伝えしましょう。

 

まず、この急上昇の理由をお伝えしましょう。

 

この急上昇の理由は、

先週末に発表された
米国の雇用統計が市場予想を上回る
良い数字だったことです。

それが要因となり、
米国株式市場が大きく上昇しました。

そして、それを受け、
日本株も急上昇しました。

 

さらに、、、

日本株に関しては、
週末の参議院選挙で、与党が大きく議席を
伸ばしたことも好感されたことが理由でしょう。

つまり、2つの上昇要因が重なることで、
大きく上昇することができたのでしょう。

 

では、この急上昇・・・
いえ、急上昇といわず、上昇ですが、
このまま続くのでしょうか?

おそらく、個人投資家のあなたであれば、
最も気になるところでしょう。

 

結論から言えば、、、

私の見解では「一時的な上昇に過ぎない」と考えています。

 

その大きな理由は、

「外国人投資家が日本株を、
本格的に買っているわけではないから」

です。

 

外資系証券寄付き前動向を確認すると、

7/8(金)、昨日(7/11)に
日本株を買い越してはいます。

 

ですが・・・
その数字は、決して大きなものとは言えません。

あくまでも、結果として、
買い越しという数字なだけです。

これで彼らの動向が変わった!と言い切れる状況ではありません。

 

また、ずっとこの日本株不調の一要因である
為替のトレンドが全く転換する様子を見せません。

依然として、
1ドル100円台から102円台で推移しています。

まだまだ、円高トレンドが継続しています。

 

つまり、、、

○日本株を外国人投資家が本格的に買い越していない
○円高傾向が変わらない

この2つの要因があるので、
昨日の上昇は、一時的に過ぎないと私は考えるのです。

一時的の幅は、色々ありますが、
長期的に見れば、やはり根本的には下落トレンドが
変わったわけではないということです。

 

ですので、、、

システムトレーダー以外の個人投資家の皆さんは、
再び、日々あっちに行くか、こっちに行くか、
投資のプロでも全く分からない右往左往の状況に、
振り回される日々が戻るでしょう。

昨日のように、一時的に上昇すれば喜び、
再び、先週のような続落が続けば落胆する・・・

まさに一喜一憂を繰り返す日々に逆戻りするでしょう。
それくらい、難しい株式市場だということですね。

 

そうそう、これは蛇足かもしれませんが、
私の投資仲間で、システムトレーダー以外のトレーダーは、
著書を出しているような人でも苦戦し、
投入資金を極端に絞ったり、一時的にトレードをやめている人が
ほとんどという状況です。

彼らは、ある種そのような賢明な選択をしていますが、
私たちシステムトレーダー以外の個人投資家のみなさんは、

「こんなはずではない!」
「次こそは、勝つ!次こそは、勝つ!」

と、まるで呪文のように唱え、
投入資金を絞るどころか、どんどん資金投入し、
それが裏目に出て、損失を拡大させ、

そして、再び・・・

「こんなはずではない!」
「次こそは、勝つ!次こそは、勝つ!」

を繰り返していると耳にしました。

 

しかし・・・

私たちシステムトレーダーは、
プロの投資家でなくても、著名トレーダーでなくても、
全くそのようなことはありませんよね。

むしろ、今の市場を周囲とは違って、
冷静に見つめ、チャンスのときだけトレードして、
着実に利益を積み上げていることでしょう。

もしくは、仮に損失を出していても、
自分がシステムトレーダーですと実感がないかもしれませんが、
おそらく、以前のトレード法よりも、損失がはるかに小さいでしょう。

だから、再び利益のチャンスがあれば、
いつでもその損失は補える状況だと思います。

つまり、先が見えず、損失が拡大するものではなく、
いつでもプラスに変わる、先の見える損失でしょう。

 

では、そのような私たちシステムトレーダーにとって、
このような場面で有効な戦略は、
いったいどのようなものなのでしょうか?

それは、「空売りのスイング戦略」です。

この戦略は、
株価が短期的に上昇したタイミングで空売りを仕掛け、
数日の間保有する戦略で、株価が下落トレンドで威力を発揮する戦略です。

この言葉を読むだけでも、
その有効性は実感できるでしょう。

ぜひ、あなたもこの「空売りのスイング戦略」を有効活用して、
より着実に利益を積み上げていきましょう。

 

ここからの株式市場は、

システムトレーダーであるあなたは実感がないかもしれませんが、
今まで以上に、システムトレーダーであることに良かったと思うときです。

資金に余裕があれば、2つの証券口座を使って、
一方がかつてのトレード法、一方がシステムトレードで運用すれば分かりますが、
その差は歴然でしょう。

 

ちなみに・・・

斉藤さんは、以前本当に証券口座を分けて比較したそうですが、
システムトレードが完勝していたので、
完全に、システムトレードに絞ったそうです。

もちろん、想像の世界で良いですが・・・
もし、あなたが以前のトレード方と同時に運用していたら、
以前のトレード法と、システムトレードは、どちらが良さそうでしょうか?

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。