なぜ、レバレッジ3倍は危険なのか?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

私は、思わず・・・

「そうきましたか」

と訳の分からない言葉を言ってしまいました。

何がそうきたかは不明です。

思わず、その数字を聞いて、
そんな意味不明な言葉が出てしまったのです。

「う~ん、3倍か~。
ま~、ギリギリいけると言えばいけるか。
う~ん、でも・・・いや~」

とわずか数秒の中で、
私の考えは行ったり来たりしてしまいました。

いや~、困りました。
これは・・・

 

さて、いったい何に私が困ったかですが、
先日、このようなご質問をいただきました。

「私は多少リスクが大きくても問題ありません。
だから、レバレッジ3倍で運用しようと思いますが、どうですか?」

これは、私も非常に判断が難しいところでした。

 

その理由は、

その個人投資家の方は、
大企業にお勤めで、収入が安定しているようです。

また、年齢も比較的若いので、
リスクを大きくとっても良いと言えば良い状況でした。

だから、場合によっては3倍もアリかな~と思ったのですが、

 

結局、結論は・・・

「レバレッジ3倍はやめておいたほうが良いでしょう」

でした。

 

では、なぜやめたほうが良いのか?

その理由をあなたも気になるところでしょう。

 

その理由は、、、

「大負けを経験していないから」

です。

 

もちろん、この個人投資家の方は、
これからシステムトレードを始めるようなので、
しっかりとした売買ルールを作成して、
それを運用すれば、レバレッジ3倍でも良いでしょう。

ただ、やはりシステムトレードどうこうよりも
単純に考えて、リターンも3倍になりますが、
リスクも3倍になります。

だから、やはりオススメできなかったのです。

 

ちなみに、、、

これはスタッフの友人の話なのですが、
同じくレバレッジ3倍にして、
3倍の損失を受けた個人投資家がいるようです。

しかも、話を聞くと、テクニカルアナリストの試験を受け、
テクニカルアナリストのようなのですが…

その3倍で、300万円のマイナスになり、
まだ結婚直後だったので、奥さんにどう説明していいか
全く分からなくなって、スタッフのところに話があったようです。

彼にとっては、年収分まではいかないようですが、
年収と比較するとこれくらいというインパクトがあったようです。

ただ、その彼…テクニカルアナリスト何ですよね…(汗)

 

そこは、私も又聞きの話なので、これで止めますが
そのように、この3倍という数字は
運用資金量によっては、本当に大きなダメージを与えます。

 

ですが・・・

これが、私たちシステムトレーダーの落とし穴でもあるのですが、
検証ができるので、その結果を見て、

「よし、3倍でもいける!」

と思ってしまうのですよね。

 

もちろん、それは正しい考えと言えば考えでしょう。

ただ、注意しなければならないのは、
やはり、検証は過去のデータを使って通用する売買ルールを探すので、
必ずしも、これからの株式市場で同じになるとは限らないということです。

こう言ってしまうと、
検証に意味がないように聞こえてしまうかもしれません。

ただし、決してそういう意味ではなく、
そうなっても乗り切れるように、最悪の状況も想定して
運用する売買ルールを決めるべきなのです。

 

だから、必ず意識しておかなければならないのが

「最大ドローダウンは更新するもの」

ということです。

 

例えば、システムトレード上級者は、
これを前提としているので、

仮に最大ドローダウンを更新しても大丈夫なように、
リスク管理をしっかりとしています。

 

売買ルールを作成するときに、

○将来、過去最大のドローダウンの倍のドローダウンが発生しても運用を継続できるだろうか
○過去の平均損益率が半減しても売買ルールが有効に機能するだろうか
○過去の連敗回数を更に更新しても運用を継続できるだろうか

などなど、検証結果を厳しめに見て、
その売買ルールが実運用できるか確認するのです。

そして、その厳しい目を通り抜けた売買ルールを採用し、
それを運用していくのです。

だから、必然的にレバレッジに対しても
非常に慎重になるのです。

 

このレバレッジについては、
なかなか大損の経験がないと難しいかもしれません。

ですが、ぜひこの話を聞いて、
無理のないレバレッジを設定していただきたいと
私は考えます。

徐々に私が今年に入り言い続けていることが
浸透し始めているのですが・・・

 

今年に関しては、特に

「利益を伸ばす売買ルールよりも、
継続して運用しやすい売買ルールを作ることが重要」

ということを言っています。

これは、つまりはリスク管理に重きをおきましょう
ということですが、まさにここはリスク管理です。

利益を上げるチャンスは、決して今だけではありません。

継続して運用できれば、薄い利益でも積み重ねることで、
将来大きな利益になるでしょう。

だから、私たちシステムトレーダーは、
せっかく検証という方法でリスク管理できるのですから、
他の個人投資家とは違って、上手くリスク管理していきましょう。

そして、着実に利益を積み上げ、
あなたが望む成功に、一歩ずつ近づいていきましょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛の最新著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。