日本株急転、ここから上昇トレンド入りか？

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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、

日経平均株価が、
あと少しで17,000円の水準に近づいてきたこともあり、
久しぶりに「順張り戦略」のシグナルが発生し始めました。

順張り戦略のシグナルが点灯したのは
何と・・・「昨年12月」以来です。

半年以上経過しての、
本当に久々のシグナル点灯です。

順張り戦略の勝率は約40～50％です。
だから、逆張り戦略や押し目買い戦略よりは、
勝率が低い戦略です。

ただし、勝ちトレードになった場合の
利益が大きいので、結果的に利益が上がる戦略です。

そして、その名の通り、
株価が上昇基調にあるときに威力を発揮する戦略です。

この順張り戦略のシグナルが
久々に点灯したのは、ニュースでしょう。

そうなると考えられるのが、、、

「日本株が急転し、ここから上昇トレンド入り」

ということです。

あなたは、このシグナル点灯の動きを見て、
どのように考えるでしょうか？

でも、ここは判断が難しいところかもしれません。

それはなぜか？というと・・・

順張りの勝率を見れば分かるように、
勝率は、負け越しです。

つまり、この負け越しが、いわゆる「ダマシ」です。

だから、今の株式市場は、
上昇トレンドに再び入る可能性が「最大でも50％」でしょう。
反対に、これがダマシで、目先の株価の天井になる可能性が「50％」でしょう。

だから、まだどちらか判断が
非常に難しいところなのです。

では、ここれでどちらの方向に進むか、
せっかくの機会ですので、私はどう考えるか？それをお伝えしましょう。

このように、まだダマシの可能性がある場合、
私は、まず

「トリガー（引き金）は何か？」

と考えます。

トリガーとは、銃の引き金のことで、
何かが起きるきっかけのようなものです。

ここで言えば、日本株が
再び上昇トレンドに入るためのトリガーを考えます。

今の日本株市場を見渡す限り、
株価に大きな影響を与えているのは「為替」だと考えられます。

だから・・・

ここから株価が、さらに上昇するには、
為替が円安に動く材料が必須でしょう。

でも、これはここ最近非常に難しい材料です。

ただ、私はもしかすると、
これがトリガーになるかもしれないというものを発見しました。

それが「経済指標の発表」です。

発表スケジュールはこちらで確認できます。
↓
http://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/
（『経済指標情報 – Yahoo!ファイナンス』より引用）

この中から、為替が大きく動きそうな
経済指標の発表日を探します。

しかしながら・・・

これほど数多くある経済指標の発表日から、
どれが重要か判断するのは至難の業でしょう。

そこで、私が最低限おさえておいたほうが良いと思うのが、
『米連邦公開市場委員会（FOMC）』です。

FOMCは、日本でいう日銀の金融政策決定会合みたいなものです。
米国の金融政策を決める場です。

FOMCは、年8回行なわれ、
次回開催は9/21（水）です。

まだ、先の話ではありますが、
もしかすると、そこで何らかの材料が発表されれば、
為替が一気に円安方向に加速することが考えられるでしょう。

また、その結果、株価が大きく上昇することが考えられます。

それを想定すると、
今少しずつ発生してきた順張り戦略のシグナルは、
その上昇である可能性も高いでしょう。

ただし、そうはいっても、
私たちシステムトレーダーはいつでもすることは同じです。

シグナルの奴隷のごとく、
シグナルに従って売買をし続けるだけです。

ただ、このような情報を知っておくと、
次にどの戦略のシグナルが発生しそうか考えることができたり、
改良の優先順位をつけるのに便利でしょう。

ですので、そういった意味では、
このような情報を、私たちも有効活用してはいかがでしょうか。

ぜひ、このような情報も参考に、
私たちは、私たちの信じる道を真っ直ぐ進みましょう。

そして、着実に利益を積み上げていき、
私たちの望む成功を手に入れましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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