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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
本格的上昇トレンドの再来の確率
「10％」
この可能性は、あくまでも私のアナリストとしての予測です。
だから、これの話を情報として
どれくらい受け止めるかは、あなた次第のものです。
ただ、ここでしっかりとお伝えしておきたいのは、
この本格的上昇トレンドとは、
「アベノミクス・バブル」の始まり
のように、大きく市場全体が上昇するようなものです。
ですので、ここ最近好調に見える
日経平均株価のように、
○円台に到達した！ですとか、
1000円上がった!ですとか、
そういった話ではありません。
日経平均株価が
25,000～30,000円まで上昇する可能性が
「10％」という話です。
ここ最近の株式市場が、
やや好調に見えるので、
もしかすると、誤解されてしまう部分もあるかもしれませんよね。
ですので、この「本格的」の内容には十分にご注意ください。
いくら最近の株式市場が
「日経平均株価17,000円台回復！」と
好調に見えるものがあっても・・・
私の基本的な考えである
「アベノミクス・バブルは終わり、
日本株は長期で下落トレンドに入った」
ということは変わりません。
ただ、その一方で、
これは楽観・悲観・中間で言えば、
中間～悲観ですので、
「楽観」も考えています。
しかし、これは単に楽観視したいということではなく、
「両面を考えることで、冷静に物事見ることができ、
ニュートラルな状態で株式市場と向き合うため」
にこのようなことをしています。
やはり、人間は、
長年繰り返せば繰り返すほど、
自分がしていることや思っていることが正しいと思い込みがちです。
ですので、自分が株式市場に対して、
過度に思い込むことがないように、
必ず、楽観と悲観、そして現実に合わせた中間で見るようにしているのです。
そうすると、どこに偏ることなく物事を見ることができ、
将来、どの方向に進んでも動けるようにしておくのです。
そして、この本格的な上昇トレンドに
再度突入するのは、楽観的に見れば、
ないとは言い切れないと思うのです。
ただ、どうしても「ないとは言い切れない」という
歯切れの悪い表現になってしまいます。
では、その理由ですが・・・
理由は「為替の動き」です。
楽観的に考えると、ここから為替が大きく円安に動き、
その結果、日本株が大きく上昇する可能性があります。
今年は大統領選挙があります。
もし、新しい大統領が
何らかのサプライズの政策を掲げれば、
為替が大きく円安に動く可能性もあるでしょう。
また、米国では金利引き上げの話が
焦点となっています。
同意に、日本では更なる金融緩和が焦点となっています。
こうなると、日米間の金利差が拡がり、
その結果、為替は円安方向に進みそうな気配もあります。
もし、そのようなことが起きれば、
日本株が大きく上昇する風が吹くでしょう。
しかしながら・・・
このようなことが起きて株価が大きく上昇する可能性は、
10％ほどだと見ています。
やはり、楽観的に見ても、
私は、これくらいの数字が妥当であると考えます。
繰り返しになりますが、
やはり、本格的な下落トレンドに入ったというスタンスは変わりません。
だからこそ、、、
ここは私たちシステムトレーダーの利点を活かし、
いつも通り、株価がどちらの方向に進んでも
着実に利益を積み上げられるように準備しておくべきでしょう。
株価が下がれば○○戦略
株価が上がれば○○戦略
というように、株価の動向次第で注力する戦略を選び、
その売買ルールで着実に利益を積み上げていきましょう。
今年の株式市場は、本当に難しいです。
システムトレーダーの中でも、
やられ気味の人も多いですが、
もし、これがシステムトレーダーでなければ、
とんでもない損失になっていた可能性もあるでしょう。
だから、こういったときこそ、
私たちは自分たちが信じる道を真っ直ぐ進みましょう。
そうすることで、
たとえ一時的にやられることがあっても、
長期的に見れば、何の問題もなく利益を積み上げてるでしょう。
少々我慢の時期を過ごすシステムトレーダーも多いと思いますが、
気持ちを切らすことなく、すべきことを日々して、
ここはじっと耐え抜き、明るい将来を描き前に進みましょうね。
絶対に、あなたの努力は報われるはずですから。。。
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西村 剛
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