<画像アリ> 売買ルールの理想の資産曲線



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

先日、このようなご質問を
いただく機会がありました。

 

その質問とは、、、

「資産曲線はキレイに右肩上がりなのですが、
運用してみると資産が想像以上に変動します。

このまま運用するのが厳しいような気もしてきてますけど、
なぜこんなことが起きるのですか?」

というものでした。

 

確かに、検証結果の中の資産曲線を見ると、
当然ですが、あなたはきっと右肩上がりのものを
運用していると思います。

そもそも、資産曲線とは、
あなたの資産がどのような過程を経て
増減していくかをグラフ化したものですので、
右肩上がりのものを選択するでしょう。

誰も、好んでマイナスを意味する、
右肩下がりを選択する人はいないでしょう。

だから、多少凸凹はあるものの、
滑らかに近い資産曲線を運用している
システムトレーダーがほとんどでしょう。

つまり、その状態で運用すれば、
カーブフィッティングなどがなければ、
問題なく資産曲線と同じように資産が増えていくでしょう。

 

ちなみに、

これは以前、斉藤正章さんに、
お手本の資産曲線を見せてくれませんか?

とお願いしたところ、
一つ参考として出してもらった資産曲線です。

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お~、と思わず言ってしまうものですね。

私もこれと同じ形状のものを作ろうと思い、
随分前にがんばってみました。

 

そうしたころ。。。

「やった~!」と声を上げてしまうほど
そっくりの形状を作ることができました。

 

ですが・・・
そこに一つだけ落とし穴が(笑)

形状はそっくりでしたが、
目盛りの単位が全く違うので、
形状がそっくりなだけで、利益の大きさは全く違っていたというオチだったのです。

 

だた、それはそれで良いのですが、
もう一つあなたに見ていただきたいものがあります。

これがコチラです。

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これは、先ほど資産曲線がかこ20年分の株価データで
検証したものに対し、4年ほどの期間に絞って検証したものがコレです。

イメージとしては、
最初に見たものを虫眼鏡を使って拡大したものです。

 

いかがですか?

全く同じとは言えませんが、
どちらの資産曲線も、凸凹が少なく、
同じような形状をしていますよね?

 

というように、、、

優れた売買ルールというのは、
1つ目の画像のように長期間で見た曲線も、
2つ目の画像のように短期間で見た曲線も、
ほぼ同じような形状をしているのです。

 

しかし・・・

資産曲線の形状は良いのに、
実運用で上手くいかないものというのは、
案外、この2つ目の画像のように短期間で検証すると
凸凹が激しい場合があります。

 

だから、これはどこの本にも書かれていない、
斉藤正章さん独自のフォワードテスト…

つまり、算数で言う検算のようなものですね、
そのフォワードテストをするときは、
この短期間での検証を、期間をずらしていくつも行って、
金太郎アメのように、どこを切っても同くなるようにしているのです。

 

もうカンの良いあなたであれば、
お気づきでしょう。

そうですね、

資産曲線の形状が良いのに、
実運用で資産の増減があるのは、

あなたの資産曲線を虫眼鏡で拡大してみれば
その原因が分かるのです。

 

ちなみに、私がオススメしている
この簡易的な方法は、この3つの期間で検証してみることです。

 

◯アベノミクスの上昇相場(2013~2015年)
◯リーマンショック前後の下落相場(2008~2010年)
◯株価が低空飛行を続けボックス相場(2010~2012年)

 

もちろん、他の期間でも検証してみるにこしたことはないのですが、
初めての人は、この3つの期間で検証してみると良いでしょう。

もし、その期間でも長期間で見た検証結果の
資産曲線の形状と、この3つの期間の形状が変わらなければ、
それは堅牢性の高い売買ルールと言えるかもしれません。

 

しかし、、、
仮に、この期間で全く違う形状を描いていたら、
それは、改良の余地があるでしょう。

 

実は、今回お話しした内容は、
多くのシステムトレーダーの見落としがちなワナです。

おそらく、過去20年分など長期間の株価データで
システムトレーダーのあなたは検証していると思います。

それはもちろん正しい選択です。

 

ですが、注意しなければならないのが、
あくまでも、それは20年という長期で見るから、
曲線の凸凹が気にならないということです。

遠くから眺めているので、
ぼやけて見えてしまい、凸凹に気が付かないというところでしょう。

もしくは他で例えば、
山は遠目から見れば、緑の塊に見えます。

ですが、近づくと、その緑を構成している木々が分かり、
全部が全部緑でなかったりすることに気がつくでしょう。

だから、きっと遠くで見ている人は、山は緑と言いますが、
近くで山を見た人は、緑以外も見えるように、
どこで同じモノを見るか、全く変わってしまうのです。

 

売買ルールも全く同じです。

一見、長期間の検証では形状が良いように見えても、
それは、あくまでも遠目から判断しているだけです。

だから、近づいて見ると
全く違うものに見える場合もあるのです。

ですが、なかなかこの部分は
たくさんいるシステムトレーダーの中でも
気がつかず、陥りやすいワナの一つになっているのです。

だから、ぜひ先ほど挙げた3つの期間は、
検証してみましょう。

もし、そこで「あれっ?」という結果が出れば、
それは改良の余地アリです。

 

ちなみに、、、

あの斉藤正章さんの売買ルールは、
本当にどこを取っても、金太郎アメのように
形状がほとんど変わらないようですよ・・・

そこまでとは言いませんが、
それが理想だと思って、ぜひあなたもそれを目指しましょう!

大変な作業ですが、これがあなたに安定的な利益をもたらす一歩です。

ぜひ、この一歩を踏み出し、
あなたが望む成功へ近づきましょう。

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。