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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「西村さん、成績がようやく絶好調になってきました!」

先日参加したパンローリング社の
投資戦略フェアの懇親会で、
とあるシステムトレーダーに、こう声を掛けられました。

このシステムトレーダーは、
トップ1%のシステムトレーダーを養成するプログラム
「エグゼクティブ・システムトレード・プログラム」のメンバーでした。

 

今年は、もう何度もお伝えしていることになってしまいますが…

やはり異例の動きをする相場であることや、
ここにきて、ボックス相場になっていることもあり、
非常に利益を上げにくい状況です。

特に、彼らのようなトップ1%に入る
システムトレーダーの売買ルールは、
非常に厳密なものです。

だから、その厳密さが災いして、
今年の相場では、ずいぶんやられている人ができました。

 

ただ、講師の斉藤正章さんが

「私たちのようなレベルだからこそ、こういうことが起きてしまう」

と常に言っていました。

 

そして、

「どうしても我慢できない場合は、直近の相場に合わせて改良しても良いが、
これは、長期で見た場合、たった1年のことなので、私であれば、待つ選択をする」

とも言っていました。

 

ですので、そこを抜けて絶好調になったという話は、
本当にうれしいものでした。

さて、そのシステムトレードですが、
私が時々、そのような表現をしているので
それもいけないのですが…

 

今、とある「誤解」があります。

 

それは・・・

「同じ売買ルールを持てば、誰でも同じ結果が出る」

ということです。

 

確かに、理屈上は全くその通りです。

同じ売買ルールで運用すれば、
同じタイミングでシグナルが出ますので、
同じ結果になると言えるでしょう。

ある意味、それがシステムトレードのメリットです。

上級者であろうが、初級者であろうが、
同じ売買ルールを手に入れてしまえば、
同じ結果が保証されたも同然です。

 

ただ。。。
これはあくまでも理屈上の話です。

実際は、そうとも限りません。

 

なぜなら・・・

「運用を継続できるか、できないか」

で結果は変わってしまうからです。

 

あくまでも、同じ結果が出るというのは、
運用を同じ期間だけ継続できた場合です。

それが大前提の話です。

ですが、まだシステムトレードを実践したことがない人にとっては、
これはきっとピンとこない話でしょう。

 

例えば、これは実際にあった話ですが、
私が数年前に開発した、あるストラテジーを20名の方だけに公開しました。

その時点では、私の集大成ともいえるものだったので、
それなりの成績が期待できるものでした。

 

ですが・・・

その中でも、継続したシステムトレーダーは、非常に大きな成果を生み、
手に入れただけで終わってしまったり、本格的に運用していないシステムトレーダーは、
それなりの結果で終わってしまったようです。

 

このように継続するかしないかで、全く結果が変わってしまうのです。

また、システムトレーダーのあなたであれば分かると思いますが、

〇シグナルが出たが不安で買えない
〇運用初めから、偶然連敗にぶつかってしまい気持ちが下がる
〇いきなり負け越してしまう

などなど、実際にシグナルが発生し、
売買してみないと分からない「迷い」「不安」が出てきます。

だから、どうしても同じ売買ルールを持っても、
片方の人は継続できて、片方の人は継続できないなどのことが起きてしまうのです。

 

でも、きっと意地悪な人(笑)は、こう言うでしょう。

「西村さん、自動売買にすれば、そんなことないのでは?」と。

確かにそうかもしれませんね。

 

自動売買があれば、強制的に売買してしまうので、
「迷い」「不安」なんて、一切関係ありません。

ただ、よく考えてみてください。

 

それが通じるのは、

「シグナルが出たが不安で買えない」

ということくらいですよね。

 

結局、連敗が続いたり、負け越しから入ってしまえば、
自動だろうが、手動だろうが、その結果を見て、

「このまま運用を継続していいのか?」

と考えてしまいます。

もう、そう考えた時点で自動も手動も関係ありません。
あとは、ボタンを切るかどうかの問題であり、
どちらの方法でも関係ないのです。

だから、結局のところ、
運用するあなた自身に、結果は全てゆだねられてしまうのです。

 

ちなみに、、、

いきなり連敗、負け越しというのはよくある話です。
だから、そこを乗り越えて運用できたシステムトレーダーは、
検証結果通りの利益を得ることができるようになります。

冒頭の私に声を掛けてくれたシステムトレーダーが
まさに、その一人でしょう。

 

また、これは私が見る限りのおおよその傾向ですが、

〇自分が努力して作成した売買ルール
〇努力せず、どこからか手に入れてきた売買ルール

の2つがあった場合、
前者のほうが、多くのシステムトレーダーは
継続して運用できていると思います。

やはり、努力して作り上げたものは、
それだけ信じることができるせいか、
ちょっとやそっとの不具合は乗り切ることができます。

きっと、これは自分の努力が詰まっていて、
責任が自分にあるからでしょう。

 

ですが、、、

後者のような売買ルールですと、
責任の所在が他人になってしまうので、
すぐにポイされてしまう傾向があります。

言ってしまえば
「開発者が悪いんだ!」の一言で終わってしまうということです。

私が思うに、自責か他責の違いで、
こうやって結果の明暗が分かれるのだと思います。

 

いかがでしょうか?

このような話を聞くと、
なぜ、同じ売買ルールを手に入れても
結果が変わってしまうのか、実感できるでしょう。

仮に、自動売買ツールを入れても、
自分の判断で運用をストップできるのですから、
どうやってもそこは破れないカベです。

そうなると、そのカベを破るのは、
あなた自身しかありません。

 

というように、どこかにはこうやって人間が入るので、
同じ売買ルールでも結果に違いが出てきてしまうのです。

ただ、もちろん理屈上は同じ結果がでます。
ですが、それは大前提として、同じように運用し継続できた場合の話です。

だから、システムトレーダーとしてスキルをレベルアップするのも重要ですが、
人間としても成長したりトレーニングすることが重要だということですね。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。