JR九州の上場は成功か?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

九州旅客鉄道(JR九州)が新規上場しました。

初値は公募価格2,600円を
大きく上回る3,100円でした。

LINE(3938)以来の大型IPOということもあり、
非常に注目度が高いものでした。

これはいわゆる成功ととっても良いかもしれません。

ですので、これからの日本株市場が上昇するための
一つの材料であったこのIPOが堅調なスタートを切れたのは、
株式市場全体にとって非常に良いことでしょう。

 

ただ、その成功ともとれる裏で、
こんな気になる記事を発見しました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161025-00141942-toyo-bus_all
(『東洋経済オンライ- Yahoo!ニュース』より引用)

 

これは、初値3,100円が
高いのか、安いのかが書かれた記事です。

と言っても、あくまでも個人の見解ですので、
何とも言えない部分はあります。

 

しかし・・・
私も、この記事に同感する部分があります。

 

それは、この部分です。

 

=========================

ただし、先行きはわからない。

昨年11月4日に上場した日本郵政グループ3社は、
上場直後に株価が大幅に上昇したが、
今年1月から急落し、現在の時点ではいずれも
公募価格を下回ったままだ。

JR九州はどうか。

『JR九州の「初値3100円」は、高いのか安いのか
(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース』より引用

=========================

 

このIPOに対して、初値ではなく、
「その後どうなるか?」が重要だと筆者は言いたいのでしょう。

 

厳密に言うと、これに対して同感というわけではないのですが、
私もこの視点は、重要だと思っています。

 

私は、今回のIPOに関しては、
これまでのIPOと違って、初値がいくらになるかよりも、

「上場後数日の値動き」

に注目しています。

 

なぜならば・・・

今回のIPOでは、初値で売る投資家が
従来と違って、減っている可能性があるからです。

 

これまで、IPO投資の王道と言えば、
「公募株を手に入れて、初値で売る」
というのが基本でした。

だから、昨日のニュースなどのように、
「初値がいくらか?」が重要でした。

 

ですが、、、

案外知られていないことですが、
今、証券会社では、

「初値で売る投資家にIPOを配分するのを控える」

という方針に切り替わっているのです。

だから、そもそも今回、
九州旅客鉄道(JR九州)の公募株を手にしている投資家は、
初値で売ろうと考えている人が、それほど多くないと推測されます。

 

ということは、
これまでの上場後の株価の動きと、
変わってくる可能性が高いと、私は考えているのです。

 

そうなると、これからのIPO銘柄の
「セカンダリー投資」に妙味が出てくるのではないでしょうか。

ですので、私は、
このIPOの上場後数日の値動きを分析し、
その傾向を発見しようと考えています。

もし、そこに傾向があれば、
IPO銘柄を狙った、新しい売買ルールのアイデアが生まれるかもしれません。

しかも、まだこれは始まったばかりですので、
上手く取り入れることができれば、先行者メリットがあります。

そういった意味でも、
私は、このIPOは昨日よりも、ここから数日間に注目しています。

 

厳密に言うと、記事の筆者と注目点は違いますが、
確かに、上場後の値動きが重要だと思います。

特に、私たちシステムトレーダーにとっては、
何らかのアイデアにつながる可能性があるからです。

ぜひ、あなたもここからの値動きに注目してみてください。

意外なところで、あなたの売買ルールをさらに改良する
アイデアが発見できるかもしれませんよ。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛の最新著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。