2017年大暴落が起きる可能性は?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

先日、『末尾「7」の年に大暴落の起きるのは本当か・・・?
という記事を配信したところ、

「それは末尾7の年に絞った話で、
他の要素で見れば、今年大暴落があっても
おかしくないのではないですか?」

というご意見をいただきました。

案外、これは物議を醸す内容だったのかもしれませんね。

とはいえ、それほど多くはないのですが、
このようなご意見をいただいたので、

「今年、大暴落が起きる信ぴょう性」

について、別の角度からお話ししましょう。

 

まず、前提としてお伝えしたいのは、
先日の『末尾「7」の年に大暴落の起きるのは本当か・・・?』は
今年、大暴落が起きるという話ではなく、

「末尾7」の年に大暴落が起きると言っていいのか?という
その真偽について、私の見解を述べました。

 

つまり、言ってしまえば、
あの理屈でいくと、

「『末尾7』の年は、必ず暴落が起きる」

という定義になってしまいます。

 

ただ、実際に起きたのは、3回だけで、
その3回だけの出来事から、そう判断するのは正しいのか?
ということでした。

ですが、私たちシステムトレーダーが
売買ルールを作成する際、たった3回しかトレード回数がないものを、
有効な売買ルールと判断しないように、
3回だけで判断するのはどうだろう?と疑問を投げかけたものです。

 

では、今年大暴落が起きる可能性ですが、
他の角度から見たらどうか?

 

こう聞かれると、

「低い可能性ではありますが、今年、大暴落が起きる可能性がある」

と考えています。

 

その理由の根拠は、

「株価は、上がったら、下がる。下がったら、上がる。」

という、いわば原理原則のようなものが働いているからです。

 

これは、あくまでも日経平均株価を基準にした話ですが、

例えば、
2005年に日経平均株価は1年間で「約40%上昇」しました。

その後 は、、、

〇 2006年:6.9%上昇 (↑)
〇 2007年:11%下落 (↓)
〇 2008年:42%下落 (↓)

しています。

また 、もう少し前を見てみると、

〇 1999年:約36%上昇 (↑)
〇 2000年:27%下落 (↓)
〇 2001年:23%下落 (↓)

しています。

 

そして、この動きは、これらの年に関わらず、
株価には、景気循環のように、周期性があり、
おおむね3~5年程度で上昇と下落を繰り返しています。

では、今の状況はどうかと言いますと、、、

このことを前提に考えると、

今の相場は、アベノミクス相場が始まった 2012年から見ると、

〇 2012年:22%上昇(↑)
〇 2013年:56%上昇(↑)
〇 2014年:7.1%上昇(↑)
〇 2015年:9.1%上昇(↑)
〇 2016年:0.4%上昇(↑)

と5年連続上昇しています。

つまり、株価の周期性から見ると、
今年は6年目ですので、いつ反動で下落してもおかしくないのです。

ここから考えると、
今年は、可能性は低いものの大暴落が起きる可能性があります。

 

というように、今日の話で

「大暴落が起きるかもしれない」と言われるのと、
「『末尾7』の年は、大暴落が起きる」と言われるのでは、

その信ぴょう性が全く違うことが
お分かりいただけたでしょう。

ただ、数字のインパクトというのは強いもので、
私がやや曖昧に聞こえる「3~5年の周期性」の話よりも、
「末尾7」の年!と言ったほうが耳に残りますよね。

でも、その内訳を見ると、
どちらのほう信ぴょう性がありそうか?と聞かれれば、
その答えは変わってくるでしょう。

 

そして、これはシステムトレードも同じことが言えるでしょう。

株式投資の世界には、常識とされるものや
定説とされるものがたくさんあります。

いわゆるアノマリーですとか、
なぜ、一般的に常識と言われているものです。

しかし、実際にそれらを検証してみると、
案外ちがったりするものです。

それこそ、十二支にちなんだ格言もありますが、
あれも、十二支のインパクトが強い分
記憶に残り、その真偽は確かめないまま、
それが当たり前のことだと思い込んでしまうものです。

 

というように、、、

このような株価の予測の類は、
あなたが何を根拠にするかという部分が大きく影響するのです。

だから、私はできるだけ、
システムトレードでいう、トレード回数が多いもので
判断するようにしています。

今回の話で言えば、末尾7の話よりも、
株価の周期で判断したほうが、
正しい答えを導く可能性が高いでしょう。

 

だから、何で判断するか?
その判断材料の信ぴょう性はどうか?

これをしっかり踏まえたうえで、
このようなことは考えなければならないということです。

ただし、いつもお伝えしていることですが、
株価が上がるか、下がるかは、誰にも分かりません。

それを前提とする私たちシステムトレーダーは、
常に、どちらに株価が動いても良いように準備をしています。

ですので、いつも通り、
シグナルの奴隷のごとく売買して、
着実に利益を積み上げていきましょう。

そして、私たちが望む成功を最短ルートでつかみましょう!

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。