日本株19,000円割れ、どうなる日本株?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(3/27)の日本株市場は、
下落しました。

これで、とうとう日経平均株価が
19,000円割れです。

前日比1.4%マイナスの18,985円59銭です。

また、東証マザーズ指数は、
前日比1.9%下落の1030.69ポイント

でした。

 

とうとう、一つの目安である、
日経平均株価19,000円割れが現実になってしまいました。

やや重苦しい空気の漂う
日本株市場なだけに、これは心配な事態です。

果たして、ここから日本株はどうなるのでしょうか?

そこで、今日はここから日本株がどう動くのか、
私なりの見解をお伝えしましょう。

 

まず、昨日の下落の要因から整理しましょう。

昨日の下落の要因は、
米国トランプ大統領がオバマケア代替法案を
撤回したことから始まりました。

このことで、トランプ政権の先行き不透明感が強まり、
円高ドル安方向に為替相場が動きました。

そして、それを受け、日本株も大きく下落しました。

日経平均株価19,000円割れだけを
強調してしまっていますが、
それでは印象として危機を感じているだけになってしまうので、
今度は指標で状況を把握しましょう。

 

まず、注目したいのが、
日経平均株価は、4日連続で終値が25日移動平均線を下回っています。

もし、このまま下落が続くと、
2016年11月から始まった上昇トレンドが終わり、
下落トレンド入りする可能性が高いでしょう。

つまり、今の日本株市場は、
上昇トレンドと下落トレンドの間にいます。

 

では、そのようなとき株式市場にいったい何が起きるか?

それは、、、

値動きが比較的荒くなる傾向がある

ということです。

 

ですので、ここからは荒く動く株価に翻弄され、
右往左往する個人投資家が増えるでしょう。

もしくは、思った方向に株価が動かず、
思わぬ得をしたと思ったら、思わぬ損をして、
結局は損をしてしまうということが考えられるでしょう。

また、動かずに待とうと思いつつも、
ポジションを持っていないと落ち着かないという理由から手を出し、
その出したもので、痛い目に会う可能性が高いでしょう。

このように、私たち以外の個人投資家は、
ここからは株価に翻弄されたあげく、
平衡感覚を失い、正常な判断ができなくなるでしょう。

 

しかし・・・

この値動きが荒くなることは、
私たちシステムトレーダーにとっては大きなチャンスです。

株価が下がれば逆張り戦略のチャンスであり、
株価が上がれば順張り戦略のチャンスです。

株価がどちらに動こうとも、利益のチャンスになるでしょう。

ただし、ここで私たちが注意しなければならないのが、
利益のチャンスが拡大するということは、
その分だけ、損失も大きくなる可能性があるということです。

だからこそ、戦略の中でしっかりと見直しておかなければならないのが、
「リスク管理」です。

◯最大ドローダウンは許容できる範囲に抑えられているか?
◯連敗回数が自分の許容範囲を超えていないか?
◯1銘柄あたりの投資金額が大きくなり過ぎていないか?

など、改めてリスク管理の部分を確認しておくと良いでしょう。

 

確かにチャンスで、利益を拡大することは重要です。

しかしながら、チャンスに目が行き過ぎ、
リスクを大きく取ってしまうと、1回の損失で、
その利益を大幅に減らしてしまうこともあります。

ですが、しっかりとリスク管理をし、
必要市場に損失を受けないようにすれば、
利益を確保しつつ、最小の損失に抑えられるので、
結果的には最大の利益を確保することができます。

 

また、値動きが荒くなってくると、
シグナルは出ますが、「本当に?」と思う部分も出てくるかもしれません。

しかし、私たちシステムトレーダーは、
シグナルの奴隷の如くトレードするだけです。

私たち以外の個人投資家が示すように、
自分たちの感覚でトレードするよりも、
シグナルでトレードするほうが、着実に利益を積み上げることができます。

シグナルが出れば買い、

シグナルが出れば売る

そして、シグナルが出なければ、何もしない

今までと変わらず、これを徹底してトレードしましょう。

 

でも、よくよく考えると、
私たち以外の個人投資家は、ここから大変になるのに、
私たちシステムトレーダーは、利益のチャンスだと思って、
前向きな話をして、ワクワクしているのって不思議ですよね・・・

これがシステムトレーダーの良さなのでしょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。