システムトレーダーが見落としがちな重要項目



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「資金管理でパフォーマンスの改善を目指す」

売買ルールの改良の研究テーマとして、
私が力を注いでいるものの一つです。

この資金管理ですが、
システムトレーダーは、それほどかもしれませんが・・・

他のトレード法や投資法では、
他の部分は話しても良いが、

「資金管理の方法だけは絶対に話したくない」

とも言われています。

 

ですので、思い返してみると・・・

多々ある著名投資家の著書は、
銘柄の探し方や買いどきなどの話はありますが、
資金管理の話というのは、あまり見かけることがありません。

集中投資なのか、分散投資なのか、
1銘柄当りどれくらい資金を投入するのか、
その目安はどれくらいかなどなど・・・

よく考えてみると、この部分を知らないと、
その手法は使えないという部分が隠れています。

 

ただ、一方で「本に書くほどのことでもないのでは?」
という意見もあるかもしれません。

しかし、、、
機関投資家の経験のある私からすると、
やはり、この部分は多くの著名投資家が
明かしたくないところなのでしょう。

このように見る機会が少ないことや、
やはり、何だかんだ言っても、

「何をいつ買うか」

が一番利益を左右しますので、
多くのシステムトレーダーが、
売買ルールの条件式に注力するでしょう。

そのようなこともあり、
この資金管理は、案外重要なところなのに、
見落としがちな分野なのです。

 

例えば、同じ条件式の売買ルールを使っても、
資金管理の方法によって、成績の良し悪しは変わります。

分かりやすいところで言えば、
10銘柄に分散するか、2銘柄に分散するかで大きく成績は変わります。

または、通常の資金管理をあえて静的資金管理と表現すれば、
「動的」資金管理を取り入れるだけでも変わります。

ちなみに、私は機関投資家として活動していたときは、
この動的資金管理も手法の一つとして使用していました。

この動的資金管理は、
理屈をきけば「あ~確かにそうだ!」という部分ですが、
あまりシステムトレーダーには取り入れてられていない部分です。

もしくは、システムトレードは
他のトレード法や投資法と比較して、歴史が浅いので、
まだ、そこまで研究されていないとも言えるかもしれません。

 

と、、、このように資金管理次第で、
成績が変わるのは、あなたも徐々に理解が深まってきたでしょう。

では、私が実際にどのような研究をしているかですが、
もちろん、先ほどの動的資金管理の部分も研究していますが、
もう一つ研究していることがあります。

 

それが「集中投資」です。

集中投資は、私たち以外の個人投資家がよくやる方法です。

しかし、私たちシステムトレーダーは、
集中投資はリスクが高いことを知っているので敬遠するでしょう。

むしろ、システムトレードを始める以前に、
「これは上がるぞ!」と思った銘柄に全力投球し、
痛い目を見た経験がある方が多いという実態があります。

やはり、誰もが株を始めるときは、
一攫千金を狙う傾向がありますので、
ハイリスクよりも、ハイリターンに目が行ってしまい、
このような一銘柄集中になりがちです。

 

もしくは、そもそも資金管理の情報は世の中に少ないことや、
なぜか複数の銘柄を持つということが情報として少ないのか、
分散する方法を知らないという理由もあるでしょう。

いずれにしても、この集中投資は、
銘柄を集中するほどリスクが高まりますので、
着実に利益を積み上げる方法の私たちシステムトレーダーには
嫌われるものでしょう。

 

しかし、今私は発想を少し変え・・・

「許容範囲のリスクの中での集中投資は良い結果を生むのではないか?」

という仮説を立て研究しています。

 

例えば、資金1000万円でシステムトレードを実践する場合、

◯1銘柄で運用できるのはどのような銘柄だろうか?
◯1銘柄で運用した場合のリスクはどのくらいだろうか?
◯1銘柄で運用した場合の目に見えないリスクはどのようなものがあるだろうか?

と考えてみます。

 

そして、これらから考えられるリスクを排除する方法を考えます。
すると、このようなことを私は考えることができました。

◯TOPIXや日経平均株価のETFを使えば1銘柄でも倒産リスクは回避できるかもしれない
◯1銘柄で運用する場合のリスクが大きくならないように、買付するタイミングを分ければ良いかもしれない
◯1銘柄で運用した場合のドローダウンを小さくするために、複数タイプの売買ルールがあれば良いかもしれない

 

まだ、研究中のことですので仮説の結論は出ていませんが、
その過程の中で、何らかのアイデアが、このように出てきました。

小さなことですが、条件式の改良ではなく、
資金管理に目を向けることで、
このように新しい視点からアイデアを生むことができるでしょう。

 

あなたが売買ルールの改良に行き詰ったときは、
まず、「資金管理」も考えているか振り返ってみましょう。

もし、資金管理を見落としていたなら、それはチャンスです。

視点をずらし、資金管理の視点からあなたの売買ルールを見てみると、
よいアイデアが出てくるかもしれません。

また、比較的おろそかにされてしまっている資金管理に注力することで、
あなたの売買ルールの成績が向上する可能性があります。

そういった意味でも、本来の利益を上げる目的を達成するには、
資金管理に注目してみるのは必須かもしれません。

ぜひ、あなたも「資金管理」に注目してみてはいかがでしょうか?

アイデアと利益の新しい糸口になるかもしれませんよ。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。