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From；西村剛
浜松町の貿易センタービルより、、、
日経平均株価が、2万円を割りました・・・
せっかく2万円の大台に乗り、
株式市場の雰囲気が変わったのに、
それに水をさすようなことが起きました。
昨日（6/6）の日本株市場を振り返ると、
日経平均株価は、
前日比0.9%マイナスの19,979円90銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.3%マイナスの1107.88ポイント
でした。
やはり、2万円というのは、
以前から大きな節目で「これを超えれば…」という
アナリストなどの分析も多かったので、
不安になっている個人投資家の皆さんも多いかもしれません。
そして、悲観的に考えた場合、
それまで株価の動きがくすぶっていたことが頭をよぎり、
再び下落トレンドに突入し、株価が下がるのではないか
と思っている方もいるかもしれません。
そこで、ここからは、
私の見解をお話ししましょう。
まず、昨日2万円割れをした原因を確認しましょう。
株価が2万円割れまで下落した原因は、
為替が円高方向に動き1ドル109円台に入ったことです。
これを受け、いったん利益確定の売りに押され下落しました。
では、これから株価がどうなるか？ですが・・・
いつもお伝えしているように、
将来の株価がどうなるかは、
誰にも分からないことが前提ではありますが、
私は、依然ととして
この上昇トレンドが継続していると考えています。
例えば、次の指標を確認すると、
それがよく分かります。
今の日経平均株価は、
25日移動平均線を上回っています。
そして、25日移動平均線、
75日移動平均線ともに右肩上がりの形になっています。
これらの指標を見ても、
2万円の大台を割れて心配に見えますが、
上昇トレンドは継続していると考えて良いでしょう。
むしろ、、、
このこの下落は、上昇トレンドの中での下落ですので、
絶好の押し目買いのチャンスではないでしょうか？
押し目買い戦略は、ミドルリスク・ミドルリターンの
他の戦略と比較して、運用しやすい戦略です。
勝率は60％と高く、
1回あたりの利益の大きさも、比較的高いのが特長です。
そういった意味では、
この押し目が戦略を有効に使うことで、
この場面では、利益を上げていくことができるでしょう。
ただ、そうは言っても・・・
押し目買いのチャンスだからといって、
どの銘柄を買っても良いというわけではありません。
一時的に下落して、
その後上昇する確率の高い銘柄をつかむことが重要です。
ですが、私たちシステムトレーダーは、
売買ルールという明確な基準があり、
そこから出てくるシグナルを見れば、それが分かりますが・・・
私たち以外の個人投資家は、
「押し目のチャンスだ！」と言われても、
なかなか銘柄の選択が難しいところです。
もちろん、勝率は比較的高いので、
選んだ銘柄がそなりに良い状況になると思いますが、
私たちのように根拠があって選ぶのではないので、
難しいといえば、難しいでしょう。
そのように考えると、
「押し目のチャンスだ！」と言われて、
着実に利益を積み上げることができるのは、
私たちシステムトレーダーの特権と言えるでしょう。
ぜひ、この機会を活かし、
私たちシステムトレーダーならではの方法で、
着実に利益を積み上げていきましょう。
それが、私たちの望む成功への最短ルートなのですから・・・
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西村 剛
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