たったそれだけか・・・



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「売買ルールを組み合わせて、
先日、「むしろ、単体で運用したほうが成績が・・・
という記事を配信したところ、
もう少し詳しく教えて欲しいというご意見をいただきました。

 

また、同じくこのマルチストラテジーの分野で、

「売買ルールを増やすときのポイントを教えてください」

というご質問をいただきました。

 

実は、この回答ですが・・・

先日お話ししたところと重複した部分が多いと言えば多いのですが、
少しだけポイントが違うと言えば違います。

そこで、先日の話に付け加えるような内容になりますが、
そのポイントをお伝えしたいと思います。

もしかすると、この付け加えるポイントは、
聞く人が聞けば、たったそれだけか・・・と
残念がる内容かもしれません。

 

ですが。。。

本当に、ここに困っているあなたは、
このちょっとだけ違う視点に発見があるでしょう。

マルチストラテジーの分野は
研究している人が、まだまだ少ないので、
案外難しいものです。

また、単体運用することを想定することができる人は多いのですが、
売買ルールが2つ、3つ、4つ、5つとなると、
なかなか、その理解が追い付かないとも言われるものです。

ですので、カンタンなように見えて
カンタンではないのが、このマルチストラテジーでしょう。

 

では、回答に入ります。

まず、一つ前提としてお話ししておきたいのが、
先日の記事では

「マルチストラテジーを開発するときのポイント」

についてお話ししました。

ですので、これはゼロから複数の売買ルールを組み合わせることが前提でした。

 

しかし、今回は違います。

今回は、すでにマルチストラテジーがあって、
さらに成績を伸ばすために売買ルールをを付け加えたいが、
そのポイントは何か?ということです。

つまり、前提が違うので、この点だけ注意してください。

 

ズバリその答えは何か・・・?

・・・その答えは、

「隙間がどこにあるか?」

という視点で売買ルールを見ることです。

 

シンプルですが、たったこれだけです。

システムトレーダーは、上級者になると、
究極的には「常に売買ルールを動かしていたい」という気持ちになります。

ただ、それはよくあるポジションを持たないと落ち着かない
という話ではなく・・・

「利益が着実に積み上がる売買ルールを作れるようになっているので、
常に売買ルールが動けば、もっと利益が上がるだろう」

という考えです。

 

システムトレード初級者のときは、
売買ルールを運用して、利益が上がるか上がらないか心配かもしれません。

ですが、システムトレードをやりこむほど、
売買ルールの信頼性が増し、これが毎日動けばもっと
利益を上げることができると考えるようになるのです。

 

そこで考えるのが、

「隙間」

です。

 

隙間は、様々なところにあります。

例えば、相場の視点で見れば、
上昇相場、下落相場、ボックス相場で利益を上げていない隙間があるかと考えます。

また、もう少し角度を変えて、
シグナルが出ていない場面は、どのようなときかと考えます。

すると、そのような隙間は案外たくさんあり、
自分が今運用している売買ルールではカバーしていないところが出てきます。

 

そこまで分かれば次はカンタンです。

あくまでも理屈の話になってしまいますが、
そのカバーできていない部分でシグナルが発生するような
売買ルールの型を探し、その売買ルールを加えます。

すると、以前にも増して利益を上げるチャンスが生まれますので、
全体的に利益が上がるようになるということです。

 

実は、システムトレード上級者ほど、
この「隙間」を探しています。

できるだけ、その隙間をなくし、
利益を上げるチャンスを極限まで増やそうとしています。

ですので、以前デイトレのスペシャリストのKorosukeさんが、
斉藤正章さんの作成した売買ルールを見て、

「自分のもトレードが回数が多く隙間がないと思っていたが、
斉藤さんのはもっとすごかったので、もっと頑張らなければ…」

という発言をしていました。

このように、売買ルールを使えば利益を上げることが前提になると、
次に待っている世界は、いかに売買ルールを動かし続けるか
ということになります。

ですが、それは単体の売買ルールでは実現できません。

だから、複数の売買ルールを運用する
マルチストラテジーを活用します。

「隙間」というキーワードだけのシンプルな回答でしたが、いかがでしょうか?

おそらく、今悩んでいるシステムトレーダーにとっては、
一つの突破口になる発想だと思います。

そして、これからのシステムトレーダーにとっては、
初めから意識してマルチストラテジーに取り組むと
効率的に進めることができるでしょう。

「隙間」・・・ぜひ、このキーワードを頭に入れておきましょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。