自民大敗で株価は下がる?



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「何か影響が出るのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

 

ただ、これは何から始まったのでしょうか・・・

あまりに話題が多すぎて、

いや、話題が大きすぎて、
何から始まったか分からないうちに、

築地か?豊洲か?
という騒ぎが始まり、

次は、オリンピック、

そして、また築地か、豊洲かの話が始まり、
気がつけば、テレビは都議会議員選挙の話題で
埋め尽くされました。

規模が大きいだけに注目されるのは分かるのですが、
ここまで大きく取り上げられた地方選挙というのも
珍しいのではないでしょうか・・・

 

さて、その都議会議員選挙ですが、
それまでの過程は別として、日曜日に開催され、

「都民ファーストの会」

が大勝し、自民党が大敗しました。

昨日は、「大勝」「大敗」のどちらかの話題で
持ちきりだったと思います。

ただ、それはそれで良いのですが、
個人投資家の私たちにとっては、
この選挙結果が、株価にどうのように影響するか?
というところでしょう。

 

これだけ、メディアが大きく取り上げてしまい、
まさに国政選挙のようになってしまったので、

「何か影響が出るのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

あまり語ることは少ないのですが…
今日は、この選挙が起こす株価への影響をお伝えしましょう。

 

まず、結論を申し上げると、
この都議会議員選挙の結果は、

「短期的に影響なし」

と見ています。

 

その理由は、日本の株式市場を構成する
二大投資家のうちの一人、外国人投資家に影響が少ないと考えるからです。

基本的に、外国人投資家は、
投資先の政府、つまり国政が不安定な場合、
製作の実効性を疑問視する傾向があります。

つまり、国政の与党がコロコロ変わるような国だと、
割り引いて評価する傾向があります。

だから、評価が低くなるということです。

 

ただ、今回の選挙は、
あくまでも、東京とはいえ、一つの地方選挙です。

確かに、この影響で国政の流れが
変わるということも考えられますが、
与党の支持率の低下が顕著に出ない限り、
外国人投資家が問題視し、動くことはないでしょう。

ですので、短期的には、
外国人投資家から見て、この影響はなしと見ています。

 

しかも、これは政治的視点にはなってしまいますが、
今、安倍首相の一強政権の批判が、メディアを中心に高まっていますが、
諸外国から見ると、長期的交渉がしやすくなるので、
評価が高まるということを聞いたことがあります。

どこと特定した話ではなく分かりやすい例で言えば、
領土問題などがそれに直結するようです。

これまで日本は、首相がコロコロ変わるので、
相手も腰を据えて交渉したいのに、
交渉が始まって、少し進むと話し相手が変わるの連続で、
一歩進んで二歩下がる状態になってしまうようです。

 

確かに、そうですよね。

例えば、あなたの所有する不動産で問題が起き、
交渉相手がコロコロ変わったら、そりゃ~いやですよね。

でも、相手も話しが話なだけに、
じっくりお互いの話を聞きながら交渉できれば、
気持ちも変わるというのは、なんとなく想像つきます。

ですので、このような面からみても、
外国人投資家が、国政の与党の支持率は気にするが、
今回のような地方選挙は気にしないという理屈は理解できるのではないでしょうか。

 

反対に考えても、私たちが外国をみた場合、
大統領などの交代は注目しますが、
地方のことは、それほど大きく気にしませんよね。

ただ、もちろん、それが国政を揺るがすようになれば、
注目するようになるでしょう。

まさに、それと同じです。

だから、私は今回の選挙は、
短期的にみて、株価に影響なしと考えています。

 

それよりも、、、

今回の選挙は、これまで以上にメディアの雰囲気に違いがあり、
今もなお、それが続いていることに惑わされないのが重要でしょう。

また、それらに対して、SNSなどの個人のメディアを使って、
独自の見解を示している人も多数見受けられます。

そうなると、徐々に何が真実か分からなくなってしまう可能性があります。

 

そうならないためにも、私たちは、

日々公表されている「外資系証券寄付き前動向」や
毎週木曜日に発表される「投資主体者別売買動向」で、

外国人投資家が日本株を売ってきていないかどうかを確認し、
数字の事実で状況を把握するのが重要でしょう。

 

もちろん、個人投資家とではなく、
国民として政治が気になる部分があるでしょう。

それはそれで、良いのですが、
決して、それをトレードには入れないようにしましょう。

システムトレーダーの私たちは、
このような動向も、雰囲気ではなく、数字で明確に判断し、

そもそもは・・・このようなことに左右することなく、
シグナル通りにトレードするのが、私たちシステムトレーダーです。

 

「どんなときでも、シグナルの奴隷のごとくトレードする」

それが、私たちが望む成功をつかむ、最短ルートなのですから。。。

 

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。